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250周年を超えたヘネシーの歴史と魅力とは?限定ブレンドにも注目
フランスで生まれたブランデー、コニャックのトップブランドとして世界中から愛されているヘネシーは、2015年に創業から250周年を迎えました。その記念に「ヘネシー250周年コレクターブレンド」を数量限定で販売していたことが記憶に新しいと思います。
今や高級なお酒の代名詞と言えるほど知名度が高いヘネシーは、バーやホストクラブなどでも定番のお酒です。そんなヘネシーには、こだわりがいっぱい詰まっており、そのこだわりこそが高級酒としての座を位置づける要因となっています。今回は、そんなヘネシーの250年を迎えるまでの歴史や味や限定品の特徴についてお話しします。
ヘネシーの誕生は?
ヘネシーは1765年にフランスのコニャック地方で創業されたブランデーのコニャックのブランドです。創業者はアイルランド出身のリシャール・ヘネシーで、ルイ15世統治の時にフランスに移住した後、コニャック地方にてヘネシーを設立したのです。
コニャックには数々の種類のお酒がありますが、それぞれの品質を星の数で表示している「コニャックの品質の格付けシステム」を始めたのは、リシャール・ヘネシーのひ孫のモーリス・ヘネシーです。
今日ではコニャックの世界的基準となっているコニャックの中のカテゴリー、X.O(Extra Old)はモーリス・ヘネシーが家族や友人に向けて作ったもので、世界中のブランデーファンに愛され続けており、他のブランデーメーカーにも多大なる影響を与え続けている偉大なコニャックブランドです。
ヘネシーの海外輸出が始まったのは、創業から29年後の1794年でした。最初はアメリカに輸出をし、その後中国やロシアにも輸出されるようになりました。日本に到来したのは1868年ですから、日本でヘネシーが知られるようになってからも随分長い歳月が経っているのです。
ヘネシーのこだわり
ヘネシーの第一の特徴は、何と言っても高品質なことです。高品質なお酒が出来上がるまでには、数々の妥協なきこだわりが製造段階で詰め込まれています。
原料になっているぶどうは、ユニブランと(ト 変更)いう品種です。そのユニブランを第一等級の4つの畑で栽培し、その中でも高品質なユニブランを使用しているのです。4つの畑はグランド・シャンパーニュやシャンパーニュ、プティット・ボルドリ、ファン・ボアでそれぞれの地区で栽培が続けられています。
栽培の次には塾生にもヘネシーのこだわりが込められています。ヘネシーを寝かせる樽は樹齢100年以上と言われるフランスのオークの木から作られたものです。オークの木でできた大樽の数はなんと約30万樽で、50年〜100以上寝かせて熟成されてからコニャックとして販売されます。中でも、オー・ド・ヴィーは200年以上も寝かせたコニャックで高品質なお酒として広く知られています。
2015年販売のヘネシー250周年コレクターブレンドの特徴
2015年に250周年を迎えたヘネシーは、6月に「ヘネシー250周年コレクターブレンド」を数量限定で発売しました。ヘネシーといえば、お酒好きならほとんどが振り返るほど知名度の高いコニャックブランドで、250周年を記念した特別なヘネシーブレンドにも多くの注目が集まりました。
250周年の限定ブレンドでは、ブレンディング後に特別な製造工程を踏んで作り上げられているため、本当の意味で限定なコニャックとなっております。これは、コニャックの熟成を一番いい状態で完成させるために特別に考え出された製造工程で、いつもなら270Lの大樽で熟成をさせてきたところを、250Lの樽を250個使用するという特別な試みを果たしたのです。
熟成に使われた樽は、容量が変わったことで特別にサラズィン社に特注して、樽職人の手作業で丁寧に仕上げられたものです。そんな貴重な樽を使っての熟成は気候的なことも考え合わせてシャラント河のほとりの地下にて行われました。シャラント河のほとりはヘネシーの熟成にもってこいの最高の場所で、ヘネシーの歴史を語る上でも貴重な場所だと言えます。
元々のヘネシーのこだわりの上に、さらに250周年限定のこだわりが重なって、最高のハーモニーが表現されているのが2015年販売の「ヘネシー250周年コレクターブレンド」なのです。こだわりの上にこだわりが積み重なっているだけあって、「ヘネシー250周年コレクターブレンド ウィズ バレル」は30万円、「ヘネシー250周年コレクターブレンド」は10万円と、発売時のお値段も高めでした。
まとめ
フランスで生まれて今や世界的に愛されているコニャックブランドのヘネシーは、アイルランド出身の将校であったリシャール・ヘネシーが生み出したもので、今日に至るまでには語りつくせないほどの数々の物語があります。そんな物語も塾生の中に込められて深みのあるフルーティーな香りを醸し出しているのかもしれません。
アメリカのニューヨークへの輸出をきっかけに、中国やロシア、日本にも輸出されて、今では世界の5大陸、140カ国で愛されるコニャックとして存在しています。製造段階で込める揺るぎないこだわりこそが、ヘネシーを最高級のコニャックブランドへと君臨させた理由なのでしょう。
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