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日本酒ベースの美味しいカクテルを愉しんでみませんか
日本酒ベースの美味しいカクテルを愉しんでみませんか
はじめに
日本酒をあまり飲まないという人も、カクテルにすればとても美味しく楽しむことができるかもしれません。カクテルといえば、洋酒のイメージを持っている方も多いかもしれませんが、日本酒でも様々なカクテルがあります。ぜひあなたに合うカクテルを見つけてみてください。
サムライ・ロック
夏におすすめの美味しいカクテルです。ライムジュースと日本酒、そしてロックアイスを用意すれば簡単にでます。日本酒45ml, ライムジュース15mlでできます。シェイクせずに作ります。
サムライ
サムライ・ロックにさらに酸味と爽やかさをプラスしたカクテル。日本酒にライムジュースとレモンジュースをプラスし、氷を入れたシェーカーでシェイクします。日本酒が苦手という人にも楽しめるカクテルです。清酒45ml, ライムジュース15mlにレモンジュースを約4mlという分量が一般的です。
緑茶割り
締まった口当たりのカクテルです。シェーカーではなくミキシンググラス(ステア専用のグラス)を使用し、ステアという技法で作ります。ステアとは、前もって氷を入れておいた専用グラスに、やはり前もって冷やしておいた材料を入れて混ぜるという技法。アルコールを和らげずに素材の味をそのまま活かしたいときにはステアが良いと思います。日本酒120ml、緑茶60ml、シトロン・ジェネヴァ(レモンリキュール)30ml、そしてガムシロップ小さじ3をミキシンググラスに注ぎ混ぜます。
サケサワー
薄黄色の爽やかなカクテルでシェーカーを使います。日本酒45ml、レモンジュース15ml、砂糖小さじ1杯、ソーダ小さじ1杯、飾りのスライスレモンやチェリーを用意。日本酒、レモンジュース、砂糖と氷をシェーカーに入れてシェイクし、予めスライスレモンを入れておいたグラスに注ぎ、チェリーとマドラーを添えれば出来上がり。
サケカシストニック
薄ピンク色の酸味と苦味と甘味があいまったまろやかな飲み口のカクテルです。グラスに氷をたっぷり入れて、まず日本酒をグラスの半分まで入れます。次に同量のトニックウォーターを注いでステアします。そこにカシスリキュールを小さじ1杯ほど加え、最後にスライスレモンを添えます。
レッドサン
その名のとおりトマトの赤色が映えるカクテルです。日本酒45ml, トマトリキュール15ml、トマトジュース60ml、そしてレモンジュースを10ml用意して、氷の入ったグラスに注いで軽く混ぜると出来上がり。でも、もっと手軽に作りたいなら、日本酒とトマトジュースを同量用意して混ぜればOK。これだけでも充分美味しいカクテルとなります。
カシス娘
ピンク色の可愛らしい印象のカクテルです。口当たりが甘く日本酒の味はあまり強くありませんので、日本酒を飲み慣れていない人にも飲みやすいと思います。日本酒80ml、カシスリキュール30ml、カルピス(希釈したもの)100mlをミキシンググラスに入れてステアします。
サケティーニ・オンザロックス
日本酒(辛口がおすすめ)とドライジンを使います。ドライジン60ml、日本酒30mlを氷の入ったグラスに注ぎ、シンプルにオリーブを飾ればできあがり。日本酒初心者の方にはちょっと味が強いかもしれません。
清流
水色がとても綺麗なカクテルです。酸味が強いのが特徴です。日本酒の主張がおとなしいカクテルです。日本酒30ml、ブルーキュラソー15ml、レモンジュース小さじ3、ライムシロップ小さじ2をシェイクして氷の入ったグラスに注いで、仕上げにレモンスライスやチェリーなどを好みで添えると出来上がりです。
キクフィズ
とても口当たりのよいカクテルです。ベースの日本酒60mlとドライジン20ml、クリーム大さじ1、グラニュー糖小さじ2を混ぜ合わせて、予め砕いた氷を入れておいたグラス(背の高いグラスがおしゃれです)に入れて、ソーダ水40mlを注ぎます。最後に軽くステアしてできあがり。美味しくてついつい飲みすぎてしまいそうなカクテルです。
なでしこ
ピンク色のカクテルです。シェーカーを使ってカクテルグラスに注ぎますので、その色と形がとても女性的です。しかし、味は案外濃厚です。日本酒60ml、卵白1/3個、レモンジュース小さじ3、グレナデンシロップ(ザクロ、カシス、キイチゴなどの果汁ベースのシロップ)小さじ2、ガムシロップ小さじ1をシェーカーに入れてシェイクしてカクテルグラスに注ぎます。
ファンタスティック・レマン
爽やかな水色のカクテルです。日本酒50ml、ホワイトキュラソー大さじ2(なくても大丈夫です)、キルシュ大さじ1、レモンジュース小さじ1、トニックウォーター50ml、ブルーキュラソー小さじ2をシェーカーに入れてシェイクします。レモンスライスを添えれば出来上がりです。
春の雪
抹茶の緑が新春にふさわしいカクテルです。せっかくですから、カクテルグラスをグラニュー糖でスノースタイル(グラスのふちにグラニュー糖や塩を付着させる)にするとおしゃれです。シェーカーに氷を入れ、そこに日本酒30ml、ジン20ml、抹茶リキュール10ml、レモンジュース少々を入れてシェイクします。
グリーン日本
名前のとおり緑色が美しいカクテルです。日本酒60ml、グリーンミント小さじ4、レモンジュース大さじ1、パインジュース小さじ2をシェイクして、氷を入れたカクテルグラスに注ぎ、レモンスライスを添えます。規定の分量だと少し日本酒の味が足りないように思うかもしれません。その場合にはグリーンミントの分量を少し減らしたり、日本酒の分量を増やしてみてください。
サキニック
炭酸の効いたカクテルです。MOTOZAKE(カクテル専用の日本酒)をトニックウォーターSAKENICで割ります。割合は1:1で軽くステアして作ります。オレンジピールを添えれば香りが引き立ちます。SAKENICはMOTOZAKEとの相性を第一に考えて作られた日本生まれのトニックウォーターです。(※MOTOZAKEとSAKENICは日比谷Barの登録商標)
フレッシュトマトミスト
グラスにトマトを入れて潰し、日本酒とクラッシュドアイス(細かく砕かれた氷のことです)を注ぎ入れれば出来上がりです。甘みと酸味がとても美味しくて、食事との相性も抜群です。ミストというのは、グラスについた水滴によるくもりが霧のように見えるところから名付けられています。日本酒60ml、フレッシュトマト1/4カット、シュガーシロップ少々、飾りのミントを使います。
サマーシンデレラ
ビタミンCたっぷりで、オレンジが爽やかに香るのどごしの良いトロピカルなカクテルです。日本酒30mlとオレンジジュース40mlをグラスに入れてかき混ぜ、氷を入れてからCCレモンを注ぎ軽く混ぜれば出来上がりです。
ホットショコラカクテル
お酒の香りとチョコレート、そしてオレンジの香りが懐かしいカクテル。思わず子供の頃に口にしたウイスキーボンボンの味を思い出しました。材料は日本酒、赤ワイン、オレンジジュース、チョコレート、はちみつ、そしてシナモンスティックで作ります。
ブラック・ナダ
コーヒーの香りと風味が程よく、とても飲みやすいカクテルです。日本酒の主張が少ない分、物足りなく感じる人もいるかもしれません。日本酒40mlとコーヒーリキュール20mlを、予め氷を入れてあるグラスに注ぎ混ぜて出来上がりです。
京人形
京人形をイメージした桃の香りのする甘いカクテルです。グラスの1/4ほど日本酒を注ぎ、残り3/4にピーチジュースを加えます。仕上げにグレナデンシロップをグラスの端から少々注ぎます。
白雪姫
小西酒造の「白雪」を使って作られたところからこの名前が付けられたと聞いています。「白雪」が甘口の日本酒ですので、スペシャルに甘いカクテルが出来上がります。日本酒30ml、ヨーグルトリキュール15ml、カクテルレモン15mlを、氷がたっぷり入ったシェーカーに入れてシェイクしてカクテルグラスに注ぎます。
キクドリーム
酸味がキリッと効いたカクテルです。華やかさはありませんが、後味がすっきりしていますし、日本酒の香りが際立っています。辛口の日本酒が合うように思います。日本酒30ml、コアントロー15ml、レモンジュース10mlをよくシェイクして、氷を適量入れたカクテルグラスに注ぎます。
華茶酒
薬膳酒のような感じのカクテルです。日本酒45ccと菊花茶が大体90cc、これにクコの実を5粒と生ローズマリーを少々浮かせます。氷も適量加えれば出来上がり。
フローズンフルーツ
アイスの実が可愛い甘口で美味しいカクテルです。グラスに日本酒40mlを注ぎ、アイスの実を適量(5~9個)を入れ、さらにトニックウォーターを大さじいっぱい加えれば出来上がり。
キク・ハイボール
ベースの日本酒をジンジャーエールで割ったカクテルです。レモンの香りがとても爽やかです。レモンの皮をくるくる剥いてグラスのふちにかけ、氷を入れておきます。そこに日本酒45ml、そしてジンジャーエール30mlを注ぎステアします。
スプリングスパークル
意外なベストカップル。日本酒とコーラでつくるカクテルです。スラっとした形状のグラスに氷を入れ、そこに半分ほど日本酒を注ぎ、次にコカ・コーラを満たします。軽くステアしてスライスレモンを飾れば出来上がり。
使用する日本酒は純米酒か本醸造酒か
どのような味わいのカクテルを作りたいかによります。甘味を強調したいのであれば純米酒、そして飲み口のさっぱりしたものが欲しいのであれば本醸造酒がよいようです。もしフルーティーなものを作りたいのであれば、大吟醸酒もよいかもしれませんし、原酒を使って日本酒の香りを強調するというのもよいかもしれません。
最後に
日本酒という和のテイストがカクテルという洋のスタイルになると、とてもおしゃれに生まれ変わるのですね。その豊かな香りと味わいに日本酒の奥深さと可能性を感じます。
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