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悪酔い・二日酔いの違いと対策方法を教えます!
お酒を適度にたしなむ程度なら心配ありませんが、たまたま体調が悪かったり、お酒の場が楽しくてつい飲みすぎて二日酔いや悪酔いをしてしまった、ということは誰でも1度は経験していることでしょう。
ところで、二日酔いと悪酔いがどう違うのか、みなさんご存知でしょうか?
そして二日酔いや悪酔いの、対策方法を知っていますか?今回は悪酔いと二日酔いの違い、またその対策方法についてお話します。
二日酔いとはどういう状態?
二日酔いはお酒を大量に飲んだ時に起こる症状です。一般的に飲酒後8~14時間経過後に起きるといわれています。
症状としては嘔吐・頭痛・発汗などが挙げられます。
お酒を大量に摂取することで、肝臓のアルコール処理能力の限界を超えてしまうと起こってしまうのです。二日酔いの時は、一度寝て起きてからもお酒が体内に残っている状態です。
お酒を大量に飲むことで、体内にどのような変化が起きて二日酔いが起きるのか、原因について解説しましょう。
二日酔いになる原因は?
二日酔いの症状は、お酒を大量に飲むことで起きます。
このお酒が体内にどのような影響を及ぼすのか、二日酔いになる原因を見ていきましょう。
原因その1:肝臓の処理が追いつかなくなる
体内に入ったお酒は肝臓で処理されます。この時「アセトアルデヒド」という物質ができるのですが、実はこのアセトアルデヒドが二日酔いの原因になるのです。
肝臓はこのアセトアルデヒドを処理する能力も持っていますが、それも限界があります。処理が追いつかなくなると血液の中のアセトアルデヒド濃度が上昇します。
血液に含まれるアセトアルデヒドの濃度が一定以上になると、頭痛や吐き気などの二日酔いの症状が現れるのです。
原因その2:アデノシンが頭痛の原因になる
日本酒や果実酒などに含まれる「アデノシン」という物質は、血管拡張作用を持ちます。
少量なら特に問題ありませんが、長時間お酒を飲んでいると体内ではその間ずっと血管が拡張されてしまい、頭痛の原因となってしまいます。
原因その3:脱水症状で頭痛などの症状が出る
お酒には利尿作用があり、肝臓がアルコールの分解をし、不要な成分を体外に排出するために排尿をします。この時、体内に取り入れたお酒よりも多くの水分を体から排出します。
そのため、お酒を長時間飲み続けていると、体内では水分不足が起こり、脱水症状になってしまうのです。
脱水症状になってしまうと、胃のむかつき、食欲不振、頭痛、だるさといった症状が起こります。
原因その4:低血糖になり症状が出る
肝臓は普段から糖分をため、供給する働きを持っています。お酒を飲むことで、この供給作業よりもお酒の分解作業が優先されてしまい、体内で糖分が不足します。
糖分が不足した状態は一般に低血糖といわれ、筋肉の痛みや頭痛といった症状を感じるようになります。
原因その4:胃酸が多いと症状が出やすい
お酒には胃酸の分泌を促す働きがあります。そのため飲酒中は、胃酸が出すぎる胃酸過多状態になってしまいやすいのです。
二日酔いで吐き気や食欲不振、下痢といった症状が出るのはこの胃酸過多が原因の場合があります。
悪酔いとはどういう症状?
悪酔いはお酒を大量に飲む人より、お酒に弱い人や飲酒時の体調が悪いときに出ることが多いようです。
悪酔いの症状は一般的に飲酒後2~6時間後くらいに出始め、こちらも血液中のアルコール濃度が高いと症状が出ます。
主な症状は顔面紅潮、頻脈、頭痛、吐き気といった症状です。悪酔いの原因について解説しましょう。
悪酔いする原因は?
悪酔いの原因として二日酔いと同じようにアセトアルデヒドという物質が挙げられます。
しかし悪酔いの場合は、体質的にお酒に弱い人や飲酒時の体調、またお酒の種類によって症状が出る場合があります。
悪酔いの原因その1:体質や体調
二日酔いや悪酔いの原因となるアセトアルデヒドですが、このアセトアルデヒドを体内で処理する能力が個人によって違うのです。
アセトアルデヒドを処理する能力は遺伝によるものが大きく、日本人の約6割がアセトアルデヒドの処理の処理能力が低く、もともとアルコールに弱い体質なのです。
また風邪気味だったり、疲れがたまっているとき、またストレスが溜まっているときや女性なら生理中も悪酔いをしやすいようです。こういった状態のときは、体に入ったアルコールを代謝する能力が落ちているために、悪酔いや二日酔いになりやすいんです。
悪酔いの原因その2:醸造酒は悪酔いしやすい
ワインや日本酒のような醸造酒は穀物や果物を発酵させて作るお酒です。お酒になるには酵母菌が必要で、発酵時に酵母菌がいろいろな種類のアルコールを作り出していいます。
酵母菌の作り出すアルコールの中に、メタノールがあります。これは毒性の高いアルコールで、人体で一番分解しにくい成分なのです。
このため、肝臓のアルコール処理能力が低い人が醸造酒を飲むと、処理が追いつかなくなり、悪酔いの症状が出てしまいます。
二日酔い・悪酔いの対策方法
二日酔いや悪酔いは普段の食生活やお酒を飲んでいる場で、予防対策をとることができます。どれも簡単なことですので、しっかりと頭に入れてつらい二日酔い・悪酔いを防ぎましょう。
肝機能をアップする食事をしよう
肝臓の機能が弱まっていると、それだけアルコールの分解能力が落ちて、二日酔いや悪酔いを起こしやすくなります。
肝臓はビタミンと良質なたんぱく質で強化することができるといわれています。
肉類、乳製品、魚介類、玉、豆類やビタミンA・C・B1・B12を積極的に摂るようにしましょう。
自分のお酒の適量を知る
お酒の摂取量は個人差があります。周囲が飲めるからといって、自分も同じだけの量のお酒を飲めるとは限りません。
周囲に合わせるのではなく、自分にあったお酒の適量を知り、飲み会の場ではお酒の量をセーブできるようになりましょう。
十分な睡眠をとる
体調がすぐれないとき、また睡眠不足の時は肝臓のアルコール処理能力が半減しています。日頃から十分な睡眠をとって、体調がすぐれないときはごく少量にするか、お酒を飲まないようにしましょう。
飲酒時の予防法
空腹でお酒を飲むと、アルコールの吸収が速くなってしまい、肝臓での処理が追いつかなくなるので、空腹時の飲酒は避けましょう。
牛乳やチーズなどの乳製品は、胃壁に脂肪の膜を作り、アルコールの吸収を抑える働きがあります。
また梅干しやかんきつ類、お酢はクエン酸・酢酸の効果で肝機能が促進される効果が期待できます。
飲酒時はアルコールの処理能力を高めてくれる豆腐やアサリ、酔いを解消する成分が含まれている鶏肉やダイコンおろしなどを積極的に摂りましょう。
飲酒前にウコンやアミノ酸のドリンク、胃腸薬を飲んでおくのも効果的です。
お酒の種類や飲み方も注意
飲むお酒を体内で分解しやすい蒸留酒にするのも、二日酔いや悪酔い対策に効果的です。
ストレートで飲むより炭酸や水などで割り、ゆっくりとしたペースで飲めば血液中のアルコール濃度が急激に上がることを防げます。
酔いが回ってきたときは、水やウーロン茶、ソフトドリンクを飲むことも忘れずに。
二日酔い・悪酔いのない楽しいお酒を!
今回は二日酔いと悪酔いの原因と対策方法についてお話しました。二日酔い・悪酔いどちらも普段の生活や体調に左右される部分が大きいです。
普段不摂生をしている人で、二日酔い・悪酔いをしやすくなったという人は、これを機に自分の生活を見直してみましょう。
またお酒の席での飲み方やおつまみなどでも対策は可能ですので、二日酔い・悪酔いをしない飲み方でお酒を楽しんでください。
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