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大御所ではない実力派!シャトー・パルメのワインたち

「私の血はワインで出来ているの」
ワイン好きで知られる女優の川島なお美さんが、生前愛したとされるワインがシャトー・マルゴー。彼女が主演した、ドラマ『失楽園』に登場したことでも有名になりました。今回は魅力たっぷりのシャトー・パルメのワインたちを紹介したいと思います。

4大シャトーの1つシャトー・マルゴー

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フランスはボルドー地方にある、メドック地区のマルゴー村で作られる赤ワインがマルゴー・ワインです。“ワインの女王”と称されるマルゴー・ワインですが、中でも第1級に格付けされるのがシャトー・マルゴー。いわゆる4大シャトーの1つです。
1973年に1つ追加されて現在は5大シャトーになっていますが、シャトー・マルゴーは1855年の格付け以来第1級に君臨し続けているのです。

シャトー・マルゴーをも凌ぐ実力のシャトー・パルメ

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そのシャトー・マルゴーに引けを取らないと讃えられるのがシャトー・パルメです。
第3級に格付けされるシャトー・パルメですが、アメリカのワイン評論家ロバートMパーカーJr.氏に、真のマルゴー・ワインと呼べるのはシャトー・マルゴーとシャトー・パルメだけだと言わしめました。世界で最も影響力があるとされる評論家パーカー氏は、いささかカビの生えた感のある格付けを見直しボルドー100選を発表。

格付けは刷新できなかったものの、現在の実質的なランキングはこのボルドー100選によるものです。もし今、新たに格付けが行われるとすれば、シャトー・パルメは間違いなく第1級に認定されることでしょう。

シャトー・パルメの実力はお分かりいただけたでしょうか? 第3級の格付けでありながら、第1級の評価を受けるシャトー・パルメは当然ながらそのファンも多く、古くはワイン好きとして名高かいイギリスのジョージ4世もお気に入りだったとか。
価格帯も第1級と第2級の間くらいで、2万円台後半から3万円台後半が主流です。

“もう一つのパルメ” アルテ・エゴ・ド・シャトー・パルメ

その下の価格帯1万円台で販売されているのが、アルテ・エゴ・ド・シャトー・パルメです。もう1つのシャトー・パルメという意味で、決してよくあるセカンド・ワインではありません。
品質が劣るものではなく、飲みごろに達するまでの期間が短いものという位置づけです。以前はラ・レゼルブ・ド・ジェネラルというセカンド・ワインを作っていましたが、現在はアルテ・エゴがシャトー全体の40%を占めていると言いますから、立派にシャトーの2枚看板というわけです。

シャトー・パルメ実力の秘密

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シャトー・パルメは、コクがあって豊満とされるフルボディ。エレガントで華やかな味わいが特徴です。まさにマルゴー・ワインらしいワインです。
ブラインド・テイスティングでもそれとわかるほどの熟成された香り、ブーケが優しく贅沢な気分にさせてくれるでしょう。シャトー・パルメは主要品種のカベルネ・ソーヴィニヨンに加えて、他に類を見ない比率でメルローというぶどうがアッサンブラージュ、ブレンドされています。このメルローによって、まろやかで柔らかいパルメ独特の味わいが生まれるのです。

さらに深い色味とスパイシーな香りを与えてくれるのが、プティ・ヴェルドです。育成が難しいぶどうですがパルメのワインには必要不可欠。香り高く女性的なマルゴー・ワインでありながら、ほんの少しのスパイシーさを取り入れているのがにくいですね。

新技術と昔ながらの醸造

シャトー・パルメは、トレーサビリティーと呼ばれる情報公開にも積極的です。キャップ・シールには、認証コードとともにQRコードが付けられていて、ホーム・ページでも詳細な情報を見ることができます。
シャトー・パルメは伝統的な製法で丁寧に丁寧に造られますが、シャトーのためになると判断すれば積極的に新技術も取り入れるのです。

醸造に使用するタンクは、今も昔ながらの台形型。材質こそ木製からステンレスへと変わっていますが、この台形型のタンクこそが上質なワインを生み出すのです。
寸胴な物に比べて、タンク全体のワインがぶどうの果肉や皮、種などの粕帽に触れるのでバランスのよい効率的な抽出が可能になるのです。

シャトー・パルメの歴史

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シャトー・パルメは、売りに出されることになったシャトー・ド・ガスクというシャトーを買い取ったときに、チャールズ・パーカー少佐が自身の名を配しました。
ワーテルローの戦いの前年と言いますから1814年ですね。イギリスはバース出身のチャールズ・パーマー少佐が、自身の名をフランス語読みのシャルル・パルメとしたのです。

かくてシャトー・パルメが誕生しました。少佐はシャトーの拡大に尽力しましたが、彼の莫大な財力も底をつき1853年にシャトーを売却することに。
銀行の管理下に置かれていた1855年に、ボルドー・ワインの格付けが行われたのです。同年に開催された、パリ万国博覧会をにらんでのことでした。
当時の評判や市場価格をもとにランク付けしたのですから、シャトー・パルメが第1級を逃したのは仕方ありませんね。

その後銀行家のイサック・ペレール、エミール・ペレール兄弟がシャトーを購入、再建しますが、彼らもまたシャトーを手放すことになるのです。その後も幾度となく人手に渡りますが、いずれのオーナーもシャトー・パルメのために尽力しました。

今も昔も愛され続けるシャトー・パルメ

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シャトー・パルメが今なお人々に愛され続けるのは、よいオーナーたちに恵まれたからなのかもしれません。かつてのオーナーたちは、国籍も多岐にわたります。そんなオーナーたちに敬意を払ってのことでしょうか、シャトー・パルメにはイギリス、フランス、オランダの国旗が掲げられています。

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