初心者必見！高級ブランデー「コニャック」とは？高価買取

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初心者必見！高級ブランデー「コニャック」とは？

ブランデーの最高峰と呼び声の高い、上質で高級な「コニャック」。ブランデーを語る上では、絶対に外せないものです。ブランデーを知っていても、コニャックのことはあまり知らないという人は、意外と多いようです。世界中で古くから愛され続けているコニャック、ぜひ知っておきましょう！

コニャックって何？

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ブランデーだけでなく、全てのお酒の中でも高級酒として有名な「コニャック」。世界中で古くから愛されているお酒ですが、日本では意外と知られていないことも多いのですが、知れば知るほど楽しいお酒なのです。

コニャックの生産地

コニャックとは、フランス南西部のコニャック地域周辺でつくられたブランデーのことを指します。限られた地域でしかつくられておらず、これ以外の地域でつくられたブランデーは、コニャックと名乗ることができません。コニャック地域の中でも、畑の土壌によってランク分けがされています。

代表的なものだと、以下のようなものが特に上質とされていて、愛飲家も多いです。

・グランド・シャンパーニュ
・プティット・シャンパーニュ
・ボルドリ
・ボア・ゾルディネール
・ファン・ボア
・ボン・ボア

コニャックのぶどうと製法

コニャックはぶどうを原料としています。厳選されたぶどうのみを使用していて、「ユニ・ブラン」「フォル・ブランシュ」という品種のぶどうが非常に有名です。他にも「フォリニャン」「モンティル」「セミヨン」「ジュランソン・ブラン」「セレクト」「メスリエ・サン=フランソワ」などのぶどうを使用することも認められています。

コニャックの製法は、銅製のポットスチルを使った単式蒸留を2回行い、それによってつくられたアルコール度数70%ほどの液体を、フランス産のオーク樽で2年以上の熟成をします。その後、水でアルコール度数40%ほどになるよう希釈し製品化されます。また、色を付けるためにカラメルを添加することもあります。特に、銅製のポットスチルは、古くから用いられてきた伝統的な製法です。

コニャックの定義

ブランデーとは、ぶどうなどの果実を原料に発酵、蒸留した蒸留酒のことを言います。コニャックも、ぶどうからつくられたブランデーの一つです。ぶどう以外にも、リンゴ酒を蒸留してつくられたアップルブランデー、サクランボ酒を蒸留してつくられたチェリーブランデーなどもあります。先でも述べた通り、フランスのコニャック地域でつくられたブランデーだけが「コニャック」と名乗ることができます。また、製法も定められています。

コニャックの歴史

12世紀ごろから、フランスではワインを蒸留したお酒が飲まれていました。ですが、その頃から、ブランデーとして出回っていたわけではありません。ブランデーの起源は、フランスのアルマニャック地方からです。1411年に、アルマニャック地方で、ブランデーづくりが始まった頃から、明確に「ブランデー」というお酒が知られていきました。コニャックづくりは、アルマニャックよりも遅く、16世紀からです。

17世紀に入り、コニャックの伝統的な製法「二重蒸留」が編み出され、「コニャック」の名前が世に知られていきました。この製法で、アルコール度数を高くすることによって、品質を保持しやすくなり、輸出が盛んに行われていきます。
昔と比べ、現在は、「コニャック」と名乗るための条件が厳しくなってきています。簡単にコニャックを名乗ることはできないため、その希少性や特別感から世界中のブランデー愛好家から、「ブランデーの最高峰」として知られています。