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パーティー向け！シャンパンで有名なヴーヴ・クリコとサロンの魅力

フランスのシャンパーニュ地方で製造されているスパークリングワインのことをシャンパンと呼んでいます。シャンパンには数多くの種類があり、銘柄によって味や楽しみ方、価格やサイズ、希少性などが違います。
今回は、女子会のシャンパンで有名であり希少なヴーヴ・クリコとサロンの魅力や特徴についてお話しします。

大人女子に特に人気のシャンパンのヴーヴ・クリコとは？

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ヴーヴ・クリコとは、240年以上の長い歴史を持つ老舗のシャンパンメゾンです。オレンジ色のラベルが印象的で、泡の音やシャンパンの透き通る色、最高級の味わいなど五感で楽しめるジャンパとして有名です。ヴーヴ・クリコのシャンパンを口に含むと弾ける泡とともに甘みと酸味がバランスよく広がります。

そして、ヴーヴ・クリコが特に女性に人気な理由には、シャンパンメゾンを創業した偉大なマダム・クリコという女性の存在があります。ヴーヴ・クリコのヴーヴは、未亡人を意味するフランス語で、直訳するとクリコ未亡人です。ヴーヴ・クリコを創業したマダム・クリコは、28歳で夫を亡くした未亡人でした。
ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン社はもともと、マダム・クリコの夫が経営していたシャンパンメゾンで、その後、夫から経営を受け継いだマダム・クリコは、王室へシャンパンの献納やシャンパンの研究などを精力的に重ねて、ヴーヴ・クリコを世界的に有名なシャンパンへと成長させたのです。マダム・クリコは89歳でこの世を去りましたが、今でも世界中の人々の心の中で伝説の女性として生き続けています。

幻と言われているシャンパンのサロンとは？

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数々のシャンパンの中でも、特に希少性が高く「幻のシャンパン」と言われているのがサロンというシャンパンです。サロンが幻のシャンパンと言われているところにも、ちゃんとした理由があります。フランスのシャンパーニュ地方では、かなり異色の存在でもあるサロン社はヴィンテージ品のシャンパンしか販売しないシャンパンメゾンです。
本来、シャンパンにはロゼやヴィンテージなどのいくつかの種類があるのですが、サロン社のシャンパンはヴィンテージのみで一種類だけしか存在しません。

また、原料のブドウ選びにはかなりのこだわりがあり、ブドウの出来が悪い年は製造しないほどの徹底っぷりです。製造においても、シャンパン造りの上では常識の乳酸菌を使用して行うマロラクティック発酵はせずに、熟成期間は最低で8年間なので、かなり長い期間、熟成されます。そのため、ブドウ収穫から実際にシャンパンが完成して出荷させるまで最低でも10年はかかるため、希少性が高いシャンパンとなっています。

なんと、100年間で37ヴィンテージしか存在しないため、かなり手に入りにくく「幻のシャンパン」と呼ばれるのは、そうした理由からです。原料は、シャルドネのブドウでもよく知られるコートドブランを特級畑で育てたものを使っています。そのため、しっかりとした重みあるフルーティーさと繊細で透明感ある味わいに仕上がっています。

女子会におすすめのマグナムボトル

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実は、シャンパンのボトルには、10種類ものサイズがあります。

・quart（キャール）200mlか187mlで通常ボトルの1/4本分
・demi（ドゥミ） 375mlで通常ボトルの1/2本分
・bouteille（ブートゥイユ）750mlで通常ボトル1本分
・magnum（マグナム）1500mlで通常ボトルの2本分
・jéroboam（ジェロボアム）3000mlで通常ボトルの4本分
・réhoboam（レオボアム）4500mlで通常ボトルの6本分
・mathusalem （マチュザレム）6000mlで通常ボトルの8本分
・salmanazar（サルマナザール）9000mlで通常ボトルの12本分
・balthazar（バルタザール）12000mlで通常ボトルの16本分
・nabuchodonosor（ナビュコドノゾール）15000mlで通常ボトルの20本分

このように、全10種類もあるシャンパンのボトルサイズですが、この中で女子会や誕生会、結婚式などのお祝いの席で、よく選ばれるボトルサイズはマグナムです。サイズ的な理由で選ばれることも多いですが、味がいいという理由で選ばれていることも多いです。

基本的に、シャンパンボトルのサイズが大きいほど熟成に時間がかけられているので、味わいが深く美味しいのですが、その中でもマグナムサイズは、ボトルの上あたりと真ん中あたり、底あたりのそれぞれの味が違い、底に行くほど美味しいです。
層によって美味しさが違うことと、大きさ的にもパーティー向けなので、先ほどご紹介した伝説のシャンパンのヴーヴ・クリコや幻のシャンパンのサロンでもマグナムサイズがよく選ばれます。