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シャトー カロン セギュールは硬派な男性が好むワイン?

「シャトー カロン セギュール」という銘柄のフランスのワインがあります。このワインはフランスでも特に人気が高く、誕生日やクリスマスなどの贈り物に最適なワインの一つと言われています。そこで、シャトー カロン セギュールが、なぜそのように扱われ人気が高いのか、その秘密について解説します。

シャトー カロン セギュールの名前の由来

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ワインのボトルにもほかの酒類と同じようにラベルが貼られていますが、ワインの場合、特にそのラベルのことを「エチケット」と呼びます。これは、フランス語で「荷札」という意味で、ワインの銘柄や生産年、生産地などが記されています。ちなみに、エチケットが礼儀作法を意味するようになったのも、ワインに由来すると言われています。

シャトー カロン セギュールというワインは、このエチケットにハートのマークが描かれているのが特徴的です。シャトーとは醸造所という意味で、カロンは醸造所の名前、 セギュールは人名です。18世紀にセギュール侯爵という貴族がいましたが、彼は多くのシャトー(醸造所)を所有していて、「ぶどう畑の貴公子」と呼ばれるほどでした。

そのセギュール侯爵所有のシャトーの中でも、彼がもっとも愛していた醸造所がシャトー カロンで「わが心はカロンにあり」などという言葉まで残していたそうです。シャトー カロン セギュールのエチケットに描かれているハートのマークは、この逸話にちなんだものだと言われています。

ワインの格付けについて

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ワインに詳しくない人でも、「ボルドー」という名前を一度は聞いたことがあるかもしれません。ボルドーは、有名なフランス産ワインの醸造地でブルゴーニュとともに2大産地として知られています。

シャトー カロン セギュールは、大まかにはそのボルドー地方で生産されたワインに分類されますが、ワインとしての格付けを考えた場合、さらに細かい分類を見る必要があります。ボルドーワインの格付けは、シャトーごとになされると言われていて、ボルドー地方のどの地区にシャトーがあるかによって細分化されます。

ボルドー地方には「メドック地区」「クラーヴ地区」「サン・テミリオン地区」「ソーテルヌ地区」「ポムロール地区」の5つの地区があります。ワインの格付けはその地区ごとに個別に行われていて、シャトー カロン セギュールについては、メドック地区の格付けに従うことになります。

メドック地区の格付けは、さらに「グラン・クリュ(特級畑)」のクラッセ(級)として第1級から第5級の5段階に分けられ、それから漏れた等級として「クリュ・ブルジョア」が設定されています。シャトー カロン セギュールは、メドック地区の第3級に格付けされたワインです。

セギュール侯爵は、18世紀の5大シャトーに数えられるラフィット、ラトゥールという第1級に格付けされるシャトーを所有していましたが、なぜか、第3級に格付けされたカロンをこよなく愛したと言われています。

シャトー カロン セギュールの味は?

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シャトー カロン セギュールは、メドック地区のシャトーで醸造されるワインですが、この地区のワインは赤ワインです。特にこの地区のサンテステフという村は大西洋に近い場所に位置し、その土壌は海からの風を受けて酸味が強く粘土質であり、タンニンが豊富で土っぽく色が濃いという特徴を持っています。

そのため、ここの土壌はメルローという赤ワイン用のぶどうの品種に適しており、とくに酷暑の夏にこの品種のぶどうが熟した年には、良質なワインができると言われています。この地で醸造されたシャトー カロン セギュールは、醸造後の若い時期には渋みが強く濃厚な果実味と鉄やミネラル、ほんのりと土の香りが混じり合い、ボルドー産ワイン特有の重厚で渋みのある風味を醸し出しています。

そして、熟成するとサンテステフ土壌特有の粘土質成分の土とごぼう、鉄さびの風味が醸し出され、硬派な男性好みの味わいを持ったワインとなり、ボルドー産ワインを代表する第3級シャトーワインと言われています。

カロン セギュールを選ぶならこれがオススメ

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「ヴィンテージワイン」というような言い方をしますが、ヴィンテージとはワインのボトルに表示された年号のことで、そのワインに使われたぶどうが収穫された年を表しています。農産物であるぶどうは、同じ品種であっても収穫された年の天候などによって品質が異なるため、そのぶどうで作られるワインの品質を左右します。そのため、同じ銘柄でも年代によってワインの出来にばらつきができてしまい、それがワインの価格差となって表れます。

また、シャトーの冠をエチケットに載せることができるワインをファーストラベルと呼称するのに対し、格付けの評価基準には適合しないためにシャトーの冠をエチケットに載せることができないワインをセカンドラベルと呼びます。

ただ、セカンドラベルであっても、出来の良いヴィンテージものに使われた同じ品種のぶどうで生産されたワインは、味がよいため安価で市場に出される場合があります。ここでは、ファーストラベル、セカンドラベルの中からおすすめのカロン セギュールをご紹介します。

ル・マルキ・ド・カロン・セギュール 2014

・価格:約4千円強(税込)
・総評:カロン・セギュールのセカンドラベルです。原材料に使われたカベルネ種の品質がよいため、成熟した風味がはっきりと感じられ、ボルドーワイン特有の重厚で渋みのある風味をしっかりと醸し出しています。濃厚な果実味と甘みを備えたタンニン、切れのある酸味を感じさせ洗練された味わいを楽しめます。
・ぶどう品種 メルロー64%、カベルネ・ソーヴィニヨン36%

シャトー・カロン・セギュール 2012

・価格:約1万5千円弱(税込)
・総評:2012年は好天が続き、酸味が穏やかでタンニンの量も適度なぶどうを収穫することができた年でした。そのため、醸造されたワインも適度な酸味とタンニンも穏やかな味に仕上がっていて、早い時期から楽しめます。
・ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー38%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド2%

シャトー・カロン・セギュール 2007

・価格:約1万5千円(税込)
・総評:カロン セギュールは熟成までに比較的時間がかかる銘柄ですが、ヴィンテージが2007年と既にかなりの時間が経過していて、今が初期の飲みごろの時期と言えます。また、熟成も今後数年でそのピークを迎えることが予想され、いま、所蔵しておくことをおすすめできる逸品です。
・ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロー40%、カベルネ・フラン15%

ル・マルキ・ド・カロン・セギュール 2013

・価格:約5千円弱(税込)
・総評:カロン・セギュールのセカンドラベルです。イチゴやカシスなど果実の熟した香りとビターチョコやなめし皮、エスプレッソの風味も醸し出しています。濃厚な果実味や切れのある酸味、甘いタンニンの味わいが口中に広がり、洗練された風味を楽しめます。
・ぶどう品種 メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%

まとめ

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ワイン大国のフランスでは、ワインの生産高がフランス経済に与える影響は小さくないといわれるほど、フランス国内でのワインの存在感は大きいと言われています。それだけに、ワインに使われるぶどうの品種や品質、産地や醸造所の置かれている場所、ワインの格付け基準など、実に事細かく関連情報が管理され、ワインの品質を維持、向上すべく多くの人たちが努力を重ねています。

その結果、高価とは言え、絶品のワインを我々は楽しむことができます。今回、ご紹介したシャトー・カロン・セギュールもその一つですが、機会があったら、ぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。

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