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ウイスキーを上手に高く売るポイント

近年、インターネットなどでは、希少価値が高いものを高く販売するビジネスが人気です。希少価値が高いと聞くと、貴金属や高級ブランド・バックなどをイメージされると思いますが、実は「ウイスキー」も希少価値の高い商品として、コレクターの間で人気なのをご存知でしょうか?
家で飲むつもりが、いつのまにか封も切らずに何十年、経っていた、お祝いの品で高そうなウイスキーをもらったけど、そもそもウイスキーを飲まないので、ずっとほったらかしていた・・・そういった古いウイスキー達が、実は酒屋に持っていくと高値で売れた、という話はけっこう、あることなのです。

何故、古いウイスキーなのに売れるのか?

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私はバーテンダーとして働いていた経験がありまして、よくお客様から「このウイスキー、古くてレアものだと思うんだけど、いくらで売れるかな?」と質問されたことがありました。ウイスキーに限らずですが、それだけ、古いウイスキーというには人気があるのです。

古いボトルはコレクターから大人気!

何故、そんなに人気があるのかというと、まず、ウイスキーの中には、終売やラベル変更で、現在では二度と手に入らないお酒が多いからです。
ウイスキーというのは不思議なもので、同じ銘柄なのに、ラベルが変わると味が変わるもプロのバーテンダーからウイスキー・マスターも古いラベルの方が好き、美味しいと答えます。
ですので、人気のある銘柄や有名な銘柄のウイスキーになると、昔のラベルデザインを集めたがるコレクターも多いのです。そのため、ラベルが現在と違っていたり、新商品のものより、古いウイスキー高額で査定され、取引されることが多いのです。

何故、古いのに品質に問題がないのか?
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古いウイスキーは、購入してから何十年と経っているものもありますので、果たして飲
むことはできるのか?品質に問題はないのか?と普通、疑問に思うと思います。これは実は一概には言えず、保存状態によったり、あまりにも古すぎるとアルコールが揮発し、味が劣化している例も確かにあります。

ウイスキーに賞味期限はないが・・・注意したいポイント!

ただ、基本的には、ウイスキーのような蒸留酒は、明確な賞味期限というものはありません。これはウイスキーが製造工程で、蒸留という高温製法で熱処理がされており、非常に高いアルコール度数にまで高められているので、強い殺菌作用が働き、大変、腐りにくいからです。
そのため、適切に保管していた場合は、何十年と経ったウイスキーでも問題なく飲むことができますし、アルコールの角がとれて味がまろやかになっていることもあるのです。
ただし、保存状態・・・特に開封してしまった場合や、直射日光に長年、さらされていたりすると、アルコール分が揮発して味が劣化していることもあるので注意が必要です。

ウイスキーにもプレミアがある。

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ウイスキーにもよりますが、こういった古いウイスキー(オールド・ボトルとも呼ばれり
します。)の中には、現行のものより、数倍から数十倍といった金額で取引されているものもあります。これは、オールド・ボトルには「プレミア」がつきやすいからです。

なぜ、オールド・ボトルはプレミアがつきやすいか?

プレミアになりやすいオールド・ボトルは既に終売品となっており、入手が極めて困難であったり、銘柄によっては二度と手に入れることが出来なくなっているものが挙げられます。こういう希少価値が高いオールド・ウイスキーはプレミア価格で取引されます。

また、オールド・ウイスキーはその年代でしか使われていなかった熟成樽で生産されていましたので、その年代に生産されたウイスキーでしか出せない味わいのものが多いのです。
さらに、ラベルやボトルのデザインが変更されている場合など、現行品では再現不可能な逸品があるため、高値で取引されやすいのです。こういったオールド・ボトルが、コレクターの間でプレミア品として根強い人気があるわけです。

ウイスキーを高額査定してもらうためのポイント
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もちろん、古ければなんでもプレミアがついたり、高額査定されるかというと、そうではありません。いくつかの基準を満たさなければいけません。
高額査定されやすいポイントとして以下のポイントが挙げられます。

保管状態がよいもの

まずなによりも大切なことは、未開封かどうか、保存状態が良いかどうかです。
開封されたボトルはその時点でボトル内に空気が入り、酸化している場合が多いからです。

ラベルの剥がれやボトルの欠けがないもの

お酒のボトルに貼られたラベルの状態も買取では査定価格に影響します。ラベルが剥がれていたり、ボトルが欠けていたりすると、価値が下がりますので普段からきれいに保存しておきましょう。

箱や替え栓など付属品が揃っているもの

次のポイントは付属品があるかどうか。例えば、化粧箱に入っていたり、クリスタル製の替栓がセットになっていたりすると、それにも希少価値がつくことがありますので査定に良い影響を与えます。

人気や希少価値があるもの

次に人気の銘柄か、もしくは希少価値が高いか。これは最近ではインターネットである程度、調べることができます。マッカラン、ポート・エレン、グリン・リヴエットと、有名ところは基礎知識として押さえておきましょう。

液面が低下してないもの

最後に、液漏れのチェック。オールド・ボトルの蓋はコルク栓になっていることが多いです。年月によってコルクが弱くなり隙間が空いてしまい、そこから液漏れしていることもありますので、たまに瓶を軽く横にしてみて、液が漏れてこないかを確かめてみるといいでしょう。

最後に

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以上の事が大丈夫ならば、高値で査定される可能性が高いです。飲ますに置いておくだけだと、いくら腐りにくいウイスキーとはいえ、劣化していくだけです。早めに買取店で査定を受けることをおすすめします。
また、オールド・ボトルの中には空き瓶自体にも価値があるものもありますので、これが超レアボトルになると、空き瓶だけでも買取り可能なこともあります。あまたの手元にそういったオールド・ボトルがあったら、試しに査定を受けてみてはいかがでしょう?

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