お酒買取ジャンル
ウイスキーのジョニー・ウォーカーとは?特徴や歴史をご紹介!
ストットランドのウイスキーブランドの中で最も有名なブランドとして知られているジョニー・ウォーカーは、日本でもジョニ赤やジョニ黒と呼ばれ親しまれているスコッチウイスキーです。8つのランクに分けられており、原酒の熟成期間が長いほど、味わい深い高級ウイスキーな仕上がりになっています。今回は、ジョニー・ウォーカーの特徴や歴史、種類をご紹介します。
ジョニー・ウォーカーとは?
ウイスキーのジョニー・ウォーカーとは、1820年にスコットランドで誕生した世界的に有名なスコッチウイスキーのブランドです。ジョニー・ウォーカーには、数々の銘柄があり、世界の200カ国以上で一年に1億2000万本売れているほどの人気っぷりです。発祥地は、スコットランドのキルマーノックで、現在は世界で最も大きな総合酒類メーカーのイギリス・ディアジオ社の傘下に属しています。
24度傾いて貼られているラベルとラベルの色によってランクが違うのがビジュアルの特徴です。瓶から直に香りを嗅ぐと、濃密なレーズン。さらにメープルシロップのような甘い香り、和梨の爽やかさ。味わいは爽やかでスモーキーフレーバーがほのかに漂う程度で、甘さも酸味もありバランスよく調和しています。
余韻にナッツの香りが漂い、なんども飲みたくなるような風味と香りを持っています。
ジョニー・ウォーカーが出来るまで
ジョニー・ウォーカーは、もともとジョン・ジョニーという名前で売られており、最初の製造者のジョン・ウォーカー氏が食料品屋で展開しているウイスキーでした。現在のジョニー・ウォーカーとしてはジョン・ウォーカーの息子のアレグザンダー・ウォーカーと孫のアレグザンダー・ウォーカー2世により有名になりました。ジョニー・ウォーカーのもとになるウイスキーを造ったジョン・ウォーカー氏は、息子に製造法などをしっかり伝えていたため、息子の代から会社を立ち上げて、世界に広く知られるジョニー・ウォーカーというブランドになったのです。
ジョニー・ウォーカーが生きていた頃に、キルマーノックは大洪水に襲われ、ウォーカーの在庫もかなりの被害を受けました。その後、息子のアレクサンダー・ウォーカーが事業に加わるようになり、父親と話し合いをした末に、雑貨屋の経営はやめて蒸溜酒の事業に絞ることになりました。
当初はいろんなウイスキーを売って経営をつないでいましたが、少しずつ軌道に乗り、ジョン・ウォーカーの頃は会社の8%程度の売り上げだったところから、息子の代では90から95%へと上がっていきました。日本では、ジョニ黒、ジョニ赤などの呼び方が有名ですね。これは、昭和期から始まっているもので、1957年にはジョニ黒が1万円で売られていました。
ジョニー・ウォーカーの種類
ジョニー・ウォーカーには、8つの種類があります。ここで、ランクの低い種類から順にご紹介します。
ジョニー・ウォーカー 赤ラベル
日本では、ジョニ赤と呼ばれているお手頃価格のジョニー・ウォーカーです。他のウイスキーと混ぜることを想定されて造られているのでブレンドのしやすさと飲みやすさが評価されています。
ジョニー・ウォーカー 黒ラベル
ジョニ赤に対して、ジョニ黒と昭和の頃から呼ばれている銘柄です。12年以上も熟成されている原酒のみを40種類も使っているので、身近なウイスキーでありながらも実は高級酒です。
ジョニー・ウォーカー ダブルブラック
ジョニ黒よりもランクが高く、ジョニ黒黒とも呼ばれている銘柄です。味的には、ジョニ黒よりも深くて濃くなっており、ジョニ黒に力強さをプラスした仕上がりになっています。
ジョニー・ウォーカー スイング
ジョニ赤からジョニ黒黒までは、角ばった四角の瓶が使われていますが、スイングからはナポレオンのような瓶になっているのが特徴的です。味は結構辛口なのが、魅力的です。
ジョニー・ウォーカー グリーンラベル
15年熟成したモルト原酒だけを使って造られた贅沢なジョニー・ウォーカーとして有名で、グレーンを加えていないため、かなり深くてドライな味に仕上がっています。
ジョニーウォーカーゴールドラベル
モルト原酒を15種類使って丁寧にブレンドして仕上げられた奥深い味わいが魅力のスコッチウイスキーです。
ジョニー・ウォーカー プラチナムラベル
700mlで8千円ほどもするかなり高級なプラチナランクのジョニー・ウォーカーウイスキーです。それもそのはず、18年以上も熟成されたモルト原酒から造っているため味わいも香りも本物です。
ジョニー・ウォーカー ブルーラベル
ジョニー・ウォーカー ブルーラベルは、これ以上の最上級ないと言い切れるほどの申し分ない味わいのジョニー・ウォーカーウイスキーです。一本ずつにシリアルナンバーと証明書が付いているほどの高級ウイスキーで、モルト原酒は、50年以上も熟成されたものだけが使われています。
まとめ
ジョニー・ウォーカーのスコッチウイスキーには、親しみやすいジョニ赤やジョニ黒から、最上級のブルーラベルまで8ランクに分けて種類が用意されています。ランクによって味わいの深さやフレーバーの奥深さが違うので、飲み比べにより、さらにジョニー・ウォーカーの魅力にとりつかれることでしょう。
- 「お酒買取.com」にお問い合わせください
- ワイン買取・シャンパン買取・ドンペリ買取・ヘネシー買取・ウイスキー買取・ブランデー買取
- ワイン買取・シャンパン買取・ドンペリ買取・ヘネシー買取・ウイスキー買取・ブランデー買取