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お酒好き必見!高級シャンパンの種類と人気銘柄
パーティーやお祝い事のシーンでよく飲まれるシャンパン。普段は飲まなくても、何かと飲む機会のあるお酒です。シャンパンはホームパーティーやお呼ばれへの手土産に最適(うってつけ 変更)ですし、女性へのプレゼントにもピッタリです。今回はそんな高級シャンパンの種類や銘柄についてご紹介します。
シャンパンとは?
シャンパンはスパークリングワインの一種です。炭酸ガス入りのワインを指すスパークリングワインの中でも、フランスのワインに関する法律であるAOC法の基準を満たしたシャンパーニュ地方産のものだけが「シャンパン」という名称を使えます。
日本ではスパークリングワインをシャンパンと同一視している場面もありますが、正確には違うのでご注意ください。
様々なシャンパンの分類
シャンパンは味やブドウなどによって様々な分け方をすることができますので代表的なものをお伝えします。
シャンパンの味の種類
シャンパンは辛口や甘口といった味が6段階で表示されます。タイプが同じシャンパンの原酒に蔗糖などで甘みをつけた「リキュール・デグスペディション」をどのくらい入れるかによって、シャンパンの味が調節され辛口や甘口といったことが決定します。
では辛口から順に6段階の種類をご紹介します。
・「エクストラ・ブリュット」
リキュール・デグスペディションの添加量が0〜6g/Lの最も辛口なシャンパン。
・「ブリュット(ナチュラル)」
リキュール・デグスペディションの添加量が6〜15g/Lの極めて辛口なシャンパン。甘みはほぼ感じられません。
・「エクストラ・セック(エクストラ・ドライ)」
リキュール・デグスペディションの添加量が12〜20g/Lの辛口シャンパン。甘みはあまり感じられません。
・「セック(ドライ)」
リキュール・デグスペディションの添加量が17〜35g/Lの中辛と言われるシャンパン。比較的辛口の部類ですがわずかに甘みを感じることもでき、飲みやすいと言われます。
・「ドゥミ・セック(ハーフドライ)」
リキュール・デグスペディションの添加量が33〜50g/Lの中甘口のシャンパン。甘みを感じることができます。
・「ドゥ(スイート)」
リキュール・デグスペディションの添加量が50g/L以上の甘口のシャンパン。最も甘口に当たります。
ブドウによるシャンパンの種類
シャンパンには一般的に「白」か「ロゼ」の2種類の色があり、「白」はゴールドに似た色合いで、「ロゼ」は薄いピンク色になります。基本的にシャンパンは白ブドウと黒ブドウを配合して作られるのですが、ここでは特殊な製法によるものをいくつかご紹介します。
・「ブラン・ド・ブラン」
白ブドウの「シャルドネ」のみを使用したシャンパン。
・「ブラン・ド・ノワール」
黒ブドウの「ピノ・ノワール」や「ピノ・ムニエ」のみを使用したシャンパン。黒ブドウだけを使用していますが色はついておらず、「白」になります。
・「ロゼ」
シャンパンを醸造する過程で黒ブドウの果皮を漬け込みピンク色に染めたシャンパン。他にはブレンド時に赤ワインを混ぜることで作られるものもありますが、これはシャンパーニュ地方だけに許可されている製法になります。
シャンパンのグレードの種類
シャンパンは使用するブドウによってグレードが大きく3つに分けられています。見分けることが難しい場合もあるのですが、この知識を知っておくとよりシャンパンを楽しむことができるので覚えてみてください。ではグレードが低い順にご紹介します。
・「ノン・ヴィンテージ(スタンダード)」
最も一般的であり、流通量も豊富なシャンパン。様々な畑で採れたブドウや複数年分のブドウをブレンドしており、安定した味わいが楽しめます。一番値段が手頃なグレードです。
・「ヴィンテージ」
ブドウの出来が良い年に採れた、単一年のブドウだけを使用したシャンパン。そのブドウの収穫年がラベルに表示されています。3年以上の熟成が必要とされ、ラベルに「Millesime(ミレジメ)」や「Vintage(ヴィンテージ)」と表記されていることが多いです。
・「プレステージ」
最高のブドウのみを使用した最高級のシャンパン。単一のブドウや同じ畑で採れたブドウのみを使用するので、個性ある味わいを楽しむことができます。15ヶ月以上の熟成が必要で、各メゾンの伝統や特色がはっきり表れやすいと言われています。
シャンパンの人気銘柄の種類
最後に世界中で愛される高級シャンパンの人気銘柄についてご紹介します。
・「モエ・エ・シャンドン」
フランスの世界でも指折りのシャンパンメゾンです。ネームバリューが高いのでお祝いの席やパーティーでもよく用いられ、比較的リーズナブルなので気軽なプレゼントにもピッタリです。
・「ドン・ペリニヨン」
日本では最も有名なシャンパンです。上記の「モエ・エ・シャンドン」がつくっており、「モエ」よりも高価になります。高いものでは1本150万円を越えるほどで、特別感や豪華な印象を出したい場にはうってつけの、高品質で実力あるシャンパンです。
・「サロン」
生産量が極めて少なく「幻のシャンパーニュ」と呼ばれるシャンパンです。ブドウの出来が悪い年はシャンパンをつくらないこともあるほどの徹底した品質管理により、別格の味わいを生み出しています。
・「ヴーヴ・クリコ」
フランスの老舗メゾンによる、オレンジ色のラベルが印象的なシャンパンです。爽やかで切れ味の良い「イエローラベル」は英国王室御用達であり、メゾンを代表する銘柄なのでオススメです。比較的リーズナブルなので気軽に試すことができます。
・「クリュッグ」
フランスのメゾンで、品質へのこだわりから「シャンパンの帝王」という異名を持つ最高級のシャンパンです。愛飲家を「クリュギスト」と呼び、こだわりによって生産量が少ないので希少性が高く、価格も高めです。
いかがでしたか?
ぜひ記事を参考にして、お気に入りのシャンパンを見つけてください。
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