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お酒の起源とは?古代のいつから人はお酒を飲んでいたの?

古代の遺跡から出たレリーフにお酒をつくっている様子が描かれていたり、古代の遺跡から見つかった陶器からお酒の成分の痕跡が発見されたりと、洋の東西を問わず、人間は古代からお酒を飲んでいたことがわかっています。果たして、人はどのようにお酒のつくり方を見つけ、いつからお酒を飲んでいたのでしょうか。

世界最古のお酒は蜂蜜酒(ミード)?!

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世界最古のお酒は蜂蜜酒であると言われています。蜂蜜は、古代文明が発展した世界各地で採集されており、糖度や栄養価が高く、古来食生活に取り入れられていました。また、2~3倍の水で薄めて、少し温めた後常温で保存するだけで発酵しお酒になるため、最も手軽にお酒をつくることができる材料でした。

世界中で飲まれていた蜂蜜酒

古代ギリシアでは、蜂蜜酒は神々のお酒とされていました。最高神ゼウスの好物でした。
スカンジナビア地方では、ブドウが栽培できずワインができなかったために中世に至るまで蜂蜜酒が愛飲されていました。ハネムーンという言葉の起源もバイキングの習慣と蜂蜜酒に由来すると言われています。古代の北欧では略奪婚が多く、花嫁を略奪してきた花婿はしばらく隠れている必要があり、これがハネムーンの起源となったとか。その後1カ月ほど香料などを添加した蜂蜜酒を毎日飲み交わしたのだそうです。北欧神話やケルト神話にも蜂蜜酒はよく出てきます。
古代インドのヒンドゥー教の経典である「リグ・ヴェーダ」で神の酒と呼ばれているものも蜂蜜酒であると言われています。

お酒の起源は偶然のたまもの?

蜂蜜は、水を加えるだけでお酒になるため、最初は自然のいたずらで蜂蜜酒が生まれたという説もあります。木のうろ(空洞)などにたまった蜂蜜が雨などに当たって薄まり自然発酵したものをクマが飲んで酔っ払っていたのを見た人間が飲んでみたら美味しかったのでつくるようになった、といった話です。
中国では、サルが果実をため込んでお酒をつくっていたという「猿酒」の伝説があります。実は、現在確認されている世界最古のお酒と言われているものは、中国で見つけられたものです。紀元前7000年のものとされている陶器の化学分析をしたところ、蜂蜜、米、果物を醸造したお酒の痕跡が見つかったというものです。

穀物の栽培と共に始まったビールづくり

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紀元前3500年ころには、メソポタミア地方でビールつくりが行われていたと言われています。麦などの穀物が栽培されるようになり、穀物を粥状にしてから置いておくと発酵しアルコール分を含んだ飲み物になるというのを、古代の人々は経験を積み重ねて知っていたと思われます。

メソポタミアで発展したビール

紀元前3000年ころにはシュメール人がビールを飲んでいたことがわかっています。楔形文字で粘土板に記録されたビールづくりの様子が残っているからです。シュメールでは、ビールの女神たちも崇められていました。
古代エジプトの記録は象形文字であるヒエログリフで書かれていました。食べ物を表すヒエログリフは、「一鉢のビールと一塊のパン」から成っており、ビールが生活になくてはならないものであったことがわかります。

日本酒の起源は「口噛み酒」

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弥生時代には日本でもお米が作られるようになっていました。日本や台湾などのアジアでは、古代、米などの穀物などを口の中で噛んでから吐き出して溜め、お酒をつくっていました。でんぷんを噛むことで、唾液に含まれているアミラーゼがでんぷんを糖化させます。糖化したでんぷんを空気中にある酵母が発酵させ、アルコールとなりお酒ができます。このお酒が、「口噛み酒」です。
日本語にはお酒を醸造するという意味で「醸す」という言葉があります。この「かもす」という言葉の、「かむ」に由来しているという説もあります。

日本酒の歴史

3世紀に書かれた中国の歴史書「魏志倭人伝」の中には、古代の日本人がお酒を飲んでいたという記述があります。
弥生時代には、巫女が神事のために「口噛み酒」をつくっていたという記録があります。
大和時代になると、「古事記」や「日本書紀」、「万葉集」などの中に酒つくりの記録が見られるようになります。酒といっても当時は「キ」、「ミワ」、「クシ」など様々な名で呼ばれていました。当時のお酒は飲み物というよりは固体に近く、お箸で食べていたそうです。
奈良時代になって、米麹を使った醸造法が始まります。「造酒司(さけのつかさ)」という役所が置かれ、朝廷に収めるお酒が醸造されるようになります。
平安時代になると、高野山などの寺院でもお酒がつくられるようになり、技術的にも洗練されていきます。
清酒工業の基盤が確立されたのは安土桃山時代になってから、外国文化が到来し、蒸溜技術も伝わって、焼酎などの蒸留酒もつくられるようになりました。大桶をつくる技術もでき、お酒を大桶で仕込めるようになりました。

お酒の起源のまとめ

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自然界にある最も糖度が高い食品である蜂蜜を原料とする蜂蜜酒は、世界中で古来愛飲されてきました。果物や穀物を醸造する技術が発展すると、ビールやワイン、日本酒など、様々な種類のお酒が発展しました。人類の発祥とほぼ同時に、人間はお酒を楽しんでいたのですね。

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