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【保存版】お酒の種類をすべて解説!※悪い酔いしないお酒の種類や飲み方まで
お酒は人生に楽しさをプラスしてくれる妙薬。
嬉しい時も楽しい時も、いつも私たちのそばに置いておきたい相棒です。
しかし飲み方をひとつ間違えると楽しいはずの相棒がたちまち頭痛の種になってしまいます。
そこで、そんなお酒とずっと仲良くお付き合いしていけるように、しっかりとお酒のことを学んでいきましょう。
醸造酒
醸造酒は、酵母の発酵作用によって製造するお酒のことです。
醸造酒の原料には、果実などの糖類と大麦などの穀物があります。
代表的な醸造酒
(果実が原料)
ワイン・シードル
(穀物が原料)
ビール・日本酒
ビール
日本だけでなく世界中で最も飲まれているアルコールです。
麦芽(大麦を発芽させたもの)とホップを主な原料として発酵させて製造します。
種類は
●下面発酵5度から10度の低温発酵のもの
●上面発酵10度から20度のやや高い温度で発酵のもの
●生(熱処理をしないで濾過)
●加熱殺菌(瓶詰め後に熱処理)をしたもの
●ラガー(熟成させたビール)
●スタウト(原料の一部が砂糖でイギリスの濃い色のビール)
●ビルスナー(淡色ビール、日本のビールのほとんど)
●黒(スタウトより色が濃く、苦味が少ない代わりに香味が強い)
などがあります。
ワイン
ぶどうからつくられた醸造酒です。
世界中の様々な場所で、様々なぶどうを原料にして製造されています。
主なぶどうの品種には、カベルネ、ソービニョン、ピノ・ノアール、シャルドネ、リースニングなどがあります。日本でも甲州種が有名です。
ワインはその製造方法により四つに分類されます。
●スティル・・・オーソドックスなワイン。製造過程で発生する炭酸ガスを抜いたもの。「白」「赤」ロゼ」の三種類があります。
●スパークリング・・・炭酸ガスを含んだ発泡性のワイン。いわゆる「シャンパン」です。
●フォティファイド・・・文字通り一般のワインを強化したもの。発酵途中でブランデーなどを加えています。シェリーやポートがこのワインになります。
●フレーバード・・・スティルに果汁を加えた風味に特徴があるもの。サングリアやベルモットなどがあります。
日本酒の種類
文字通り日本で生まれたお酒。
酒税法ではアルコール度数22度以下のものと定められています。
基本的には米と米麹、そして水を原料としていますが、さらに細かく以下に説明します。
原料やお米の精米歩合で8種類に分ける
●吟醸酒
精米歩合が6割以下の白米と米麹および水が原料。
または、これに醸造アルコールをプラスした吟醸造り(吟味して醸造すること)によってつくられた清酒のことです。
●大吟醸酒
吟醸酒の中で精米歩合が5割以下のものを原料としています。
吟醸酒に比べると、さらに低温度で長時間発酵させます。
醸造アルコールを加えたものを吟味して醸造製造した最高峰のもの。醸造香も優れています。
●純米吟醸酒
吟醸酒ではありますが醸造アルコールを加えていません。従って香りは控えめです。
●純米大吟醸酒
大吟醸酒ですが醸造アルコールを加えず、米、米麹、そして水のみで製造します。香りが控えめで味に深みがあるのが特徴です。
●純米酒
米、米麹、水を原料としたものです。
吟醸酒と異なって精米歩合に決まりがないものです。
米麹は使用される白米15%以上であること、そして玄米の格付けは3等以上のものを使用することが決められています。
●特別純米酒
純米酒の中でも香りと色艶が良好であるものです。精米歩合は6割以下のものです。
もし、特別な製造の方法を採用しているのであればそのことを表記する必要があります。
●本醸造酒
精米歩合が7割以下の白米と、米麹、水、そして醸造アルコールを使用した日本酒の中でも香り、色艶が良好なものです。
醸造アルコールの使用料は白米1トンあたり120度のやや高い温度で発酵のもの、生(熱処理をしないで濾過)、加熱殺菌(瓶詰め後にリットルまでと規定。
●特別本醸造酒
本醸造酒の中でもとくに香りと色艶の良いものです。精米歩合は6割以下です。
味や香りで4種類に分ける
●熟酒・・・香りと味が濃厚なもの(熟成酒)
●醇酒・・・香りが淡白なもの(純米酒系)
●葷酒・・・香りが濃厚、味は淡い(吟醸系)
●爽酒・・・香りも味も淡白なさっぱりしたもの(生酒)
【その他】日本酒の種類
●生酒・・・もろみをしぼったあとに火入れ(加熱処理)をおこなっていないもの。
●スパークリング日本酒・・・炭酸を注入する場合と、二次発酵を促すものとの二種類があります。
●にごり酒・・・発酵が終わりきらないうちに軽く濾すか、もしくは濾さないものです。
火入れは行いません。
蒸留酒(スピリッツ)
醸造酒をさらに蒸留したものが蒸留酒です。
従って、醸造酒に比べるとアルコール度数は高くなります。世界にはそれぞれの地域に応じて様々な蒸留酒があります。
代表的な蒸留酒
代表的な蒸留酒には、ウィスキー、ブランデー、日本酒を蒸留した米焼酎、ウオッカ、ジン、ラム、テキーラなどがあります。
ブランデー
果実酒を蒸留したものを言います。
主流は白ワインを蒸留して樽に詰めして熟成させたものです。とくにフランスの「コニャック」と「アルマナック」は有名です。
ウィスキー
穀物(大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなど)が主な原料です。
蒸留した後に木樽で熟成させます。日本、スコットランド、アイルランド、アメリカそしてカナダが主要な産地です。
リキュール
醸造酒や蒸留酒に果実、香草、薬草、種子、ナッツなどや砂糖などの甘味料を加えてつくられる混成酒です。
代表的なリキュール
●薬草香草系・・・カンパリ、アブサン、イエーガーマイスター
●果実系・・・キュラソー、クレーム ドゥ カシス、ライチリキュール
●ナッツ種子系・・・カルア(コーヒー)リキュール、アマレット、マリブ
●その他・・・ヨーグリート、ベイリーズ、アドボカート
クレーム ドゥ カシス
カシスをベースにしたリキュール。カシス独特の甘みと香りが特徴でカクテルによく用いられます。
カルア (コーヒー)リキュール
コーヒーを主原料とした糖分を含んだリキュール。しっかりとした甘味が特徴です。
アマレット ディサローノ
杏子(あんず)の核を使用していますが、香りはアーモンドに似ています。
カクテル
ベースのお酒に他のお酒やジュースなどを混ぜた飲み物をカクテルといいます。種類が大変豊富ですので代表的なものを以下にあげます。
代表的なカクテル
●ジンベース・・・ジントニック、ジンバック、ギムレット
●ウオッカベース・・・ブルドック、スクリュードライバー、モスコミュール
●テキーラベース・・・テキーラサンライズ、ブレイブブル、メキシカン
●カルアベース・・・カルアミルク、カルアウーロン
●カシスベース・・・カシスオレンジ、カシスウーロン
【迷ったらこれ!】おすすめカクテル種類
カシスオレンジ
クレーム ドゥ カシスとオレンジジュースを混ぜたもの。赤とオレンジ色がとても美しいカクテルです。
ファジーネーブル
ピーチリキュールとオレンジジュースを混ぜてつくります。直接グラスに入れて簡単につくれます。
カルアミルク
カルア(コーヒー)リキュールとミルクを混ぜてつくります。コーヒーミルクのような味のカクテルです。
悪い良いしやすいお酒はどれ?
悪酔いの原因は分解しにくいアルコールであるメタノールを体内に取り込むことにあります。
醸造酒
醸造酒は上述のメタノールを多く含むお酒であるということを知っておく必要があります。つまり、蒸留酒に比べると悪酔いしやすいお酒なのです。
一方の蒸留酒は製造過程でメタノールなどは取り除かれ、分解しやすいエタノールのみが残っています。
【その他】安価なお酒
お酒によっては酸化防止剤や保存料を添加したしたものや、また蒸留酒であっても、質の悪い醸造アルコールが添加されているものがあります。比較的安価なお酒に多いようです。
悪酔いするお酒の飲み方
お酒の種類の他に、飲み方そのものにも悪酔いの原因があります。
飲むペースが早い
ペースが速いと血中のアルコール濃度が高くなり、その結果悪酔いしやすくなります。
空腹な状態で飲む
空腹時にお酒を飲むとすぐに胃や腸からアルコールが吸収されて血中濃度が高くなります。
ちゃんぽんして飲む
いろいろなお酒を飲んでしまうと、体内で分解しにくい状況をつくってしまいます。
アルコールが強いお酒ランキング
1.スピリタス(アルコール度数96度)
2.エバークリア(95)
3.ノッキーン・ポチーン(90)
4.ハプスブルグアブサンプレミアムリザーブ(89.9)
5.バルカン176ウオッカ(88)/ドーバースピリッツ(88)
アルコールが強いカクテルランキング
1.ホノルル(35)
2.マティーニ(33)
3.ルシアン(30-32)
4.ロードアイランドアイスティー(30)
B52(30)
5.バーバラ(25)
マイタイ(25)
スコーピオン(25)
悪酔いしないお酒の飲み方
悪酔いしないために、以下の3つのことを押さえておきましょう。
酸化防止剤を含まない蒸留酒
蒸留酒はメタノールを含みませんので蒸留酒に比べると悪酔いしにくいお酒なのですが、酸化防止剤などの添加物の入っているものは体に良い影響を与えないようです。
飲む前に必ずウコン
ウコンに含まれている成分が肝臓や胃の調子を整えると言われています。
水やジュースと交互にゆっくり飲む
体内のアルコールの濃度を薄めることができます。また、飲み過ぎから起こる脱水症状も防ぐことができます。
さいごに
大好きなお酒と楽しく、そして長く付き合っていくためにも、ぜひここで述べさせていただいた事柄を参考にしてみてください。
体質や体調によっても異なると思いますが、仲間と談笑しながら美味しい食事とともにゆっくりお酒を楽しむというスタイルがおすすめです。
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