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歴史を感じるウイスキーブランド「竹鶴」

NHKで2014年に放送された朝ドラ「マッサン」では、演じた役者さんだけでなく、ウイスキーにも人気が集まりました。マッサンのモデルにもなった、竹鶴政孝氏の熱い思いが込められたウイスキーをご紹介します。

ウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝

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スコッチウイスキーの本場スコットランドに渡り、ウイスキーの製造方法を学んで日本に本場の味をもたらした竹鶴政孝氏は、朝ドラの「マッサン」ですっかり身近な存在となりました。「日本で本物のウイスキーをつくりたい」という思いを生涯かけて実現した竹鶴政孝氏と、彼をさせるためにスコットランドから日本に嫁いできたリタのお話は感動的でした。

本物のウイスキーのための理想の蒸溜所
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日本で本場に近い方法でウイスキーをつくるために、竹鶴はスコットランドに似た気候風土の場所を探しました。美味しいウイスキーづくりに欠かせない水も、理想の蒸溜所には欠かせない条件でした。

日本で二つ目の余市蒸溜所

北海道の余市は、スコットランドに似た気候をしています。余市川から豊富な水をひくことができるだけでなく、湿地帯にあるために、ウイスキーをつくる際に麦芽を乾燥させる燃料となるピートもとれて、ウイスキーづくりのために最適の土地でした。
現在はニッカウヰスキー北海道工場となっている余市蒸溜所には、創業当時の施設も残っており、見学することも可能です。
ニッカウヰスキー第二の蒸溜所は宮城峡蒸溜所
竹鶴政孝氏が1967年に訪れた際に、新川の水の味に感動し、蒸溜所建設を決めたのが宮城峡でした。ニッカ仙台工場に隣接する新川の河原で、水割りをつくって味を確かめたといいます。
ウイスキーは蒸留酒なので、ボトリングの際に割水として使う水の品質が重要になります。新川の水は、雪解け水が地表面を流れてできているので、清流ですがミネラル分が少ないため、ウイスキーのもつ本来の味わいを引き出せるのです。

理想の味をつくる蒸溜方法

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理想の味のモルトウイスキーをつくるためには、違うタイプのモルトウイスキーの原種が必要です。そのため、離れた土地に2つの蒸溜所をつくっただけでなく、それぞれの蒸溜所では異なるタイプの蒸溜器を使い、際立った個性のある原種をつくっています。

余市では石炭直下蒸溜

余市蒸溜所で使われている蒸溜器は、胴体部分に膨らみがない「ストレートヘッド型」をしており、この蒸溜器に熟練した職人が温度調節をしながら石炭をくべ、ゆっくりと蒸溜していきます。決して効率が良いとは言えないものの、時代と国境を越えて受け継がれている伝統の手法です。伝統の味にふさわしい、重厚でコクのあるモルトが生み出されます。

宮城峡ではスチーム間接蒸溜

宮城峡蒸溜所では、胴体部分に膨らみがあるバルジ型の蒸溜器を使っています。この蒸溜器(ポットスチル)の底と内部にめぐらされたパイプに蒸気を通して、約130℃という、石炭に比べると低温でじっくりと蒸溜します。この手法で、華やかで柔らかなモルトが生み出されます。

モルトに加えるカフェグレーン

竹鶴政孝氏は、1962年に19世紀の初旬に開発されたカフェ式連続式蒸留器を導入しました。おいしさにこだわり、香味成分を残して蒸溜できるという理由で、旧式の蒸溜器をあえて導入したのでした。グレーンウイスキーの原材料は、トウモロコシを主とする穀物です。穀物の香りが残るグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドすることで、さらにおいしいウイスキーになるのです。

ウイスキーづくりの仕上げはヴァッティング

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ウイスキーづくりの仕上げは、ヴァッティングです。複数のモルトウイスキーを混ぜ合わせることをヴァッティングと呼びます。2つの違った工場で作られた異なる風味をもつモルトウイスキーを、一滴単位でヴァッティングして作ります。ブレンディッドウイスキーは、ベースとなるグレーンウイスキーなどと、モルトウイスキーをブレンドして作り上げます。グレーンウイスキーは、ベースとなるウイスキーで、花束でメインの花を引き立てるカスミソウのように、モルトウイスキーを包み込む存在です。

竹鶴政孝の遺品「鶴」

1976年に発売され、竹鶴政孝氏の遺品とも呼ばれていた逸品が「鶴」でした。「鶴」のような○年物というのが明記されたエイジング商品は、表示年数以上の熟成期間を経た原酒を使って生産されますので人気が出ても、生産量を増やすことができないのです。「鶴」には、17年という縛りがあり、17年以上熟成された原酒を使って生産されていました。40年以上にわたって、愛されてきましたが、2017年時点では、メーカーからは終売となっています。

ニッカウヰスキーの集大成「竹鶴」ブランド

2015年の3月に、イギリスのウイスキー専門誌が主催している「ワールド・ウイスキー・アワード」で世界最高のブレンデッドモルトウイスキーに選ばれたのが、「竹鶴17年」でした。なんと、2年連続の受賞でした。「竹鶴17年」は、2カ所の蒸溜所で作られた異なる風味をもつ50種類以上の原種を、一滴単位でブレンドしている最高のこだわりで作られたお酒なのです。「スモーキーでありながら甘みを感じさせるバランスのとれた味わいが絶妙である」という評価を受けています。

竹鶴ウイスキーのまとめ

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「日本で本物のウイスキーをつくりたい」という創業者の想いを実現し、品質第一で生産された「竹鶴ブランド」は、世界で評価を受けている、まさに世界一のこだわりのウイスキーです。

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