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ブランデー について~世界の高級銘柄はこれだ!~
皆さんはブランデーを飲んだことがありますか?
ブランデーには高価な物も多く、あまり馴染みの無い銘柄もあるかもしれません。しかし、世界では広く親しまれているお酒と言えます。銘柄によってはプレミアが付くこともあり、世界的なオークションなどでも高値で取引されることも稀ではありません。
今回は世界中で親しまれているブランデーの高級銘柄についてお話します。
ブランデーとはどのようなお酒?
ブランデーとは、どのようにつくられているお酒なのでしょうか。
これからお話しする銘柄の特徴にも関連するので、ご説明しておきます。
ブランデーの原料
ブランデーとは主にぶどうなどの果実を蒸留して製造する蒸留酒です。ですので、同じ原料のワインの産地では、ブランデーを生産していることが多いのです。
他にもチェリーやリンゴが原料になることもあります。
ブランデーの種類
「ブランデー」とは前述のとおり果実酒から作った蒸留酒です。つまり、その製造方法で作ったお酒の総称なのです。
作った地域、原料によってブランデーは名称を変えます。ここでは代表的なものをご紹介します。
・コニャック:フランスのコニャック地方で作られたもの
・アルマニャック:同じくフランスのアルマニャック地方で作られたもの
・カルヴァドス:フランスのノルマンディ地方で栽培されたりんごを主原料に作られたもの
この他にもイタリアのグラッパやスペインのオルホなど様々なブランデーがあります。
ブランデーの熟成年数
ブランデーは温度管理、樽の状態など適切に熟成されると、その味は次第に深みを増していくと言われています。
ですので、ブランデーの価値は熟成年数によって決まると言ってよいのです。もちろん、価格にも大きく影響を与えます。
コニャックとアルマニャックはその熟成度合いを等級で表しています。それぞれ若干の違いはありますが、簡単に表すと以下のようになります。
・スリースター:2~3年熟成
・V.S.:4~7年熟成
・V.S.O.P.:7~10年熟成
・ナポレオン:5~15年熟成
・XO:10年~20年以上
V.S.O.P.やナポレオンなどは聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
こちらはあくまで、コニャックとアルマニャックのみです。他のブランデーは熟成期間が短い場合でもナポレオンと表記しているものもあります。もちろん違法ではありませんが、何年物なのかを確認したほうがよいですね。
ブランデーの高級銘柄
いよいよブランデーの高級銘柄を説明していきます。
ブランデーの種類の中でも「コニャック」「アルマニャック」「カルヴァドス」は世界三大ブランデーと言われています。今回はこの3つの代表的な銘柄を紹介したいと思います。
コニャック
ヘネシー
誰もが知るコニャックのトップブランドです。1765年設立され、現在はシャンパンで有名なモエ・エ・シャンドンやアパレルのルイ・ヴィトンなどのグループに所属しています。
ラインナップも手頃な「へネシーV.S.」は3千円程度、高価な「リシャール」は30万円程度と様々です。
マーテル
歴史あるコニャックメーカーの中でも最古とされるメーカーです。現在も伝統的な製法を守り、世界中に愛されています。
代表的なのは「マーテルコルドンブルー」で1万3千円程度で流通しています。
「L’OR DE JEAN MARTELL」は40万円以上することもあるようです。
レミーマルタン
原料のぶどう畑は最上級の土壌、また、蒸留方法もレミーマルタン独自の手法で独特のコニャックを作り出す有名メーカーです。
高価で知られる「レミーマルタン ルイ13世」はバカラ製のボトルで100万円程度で流通しているようです。
アルマニャック
シャトー・ロバード
バ・アルマニャックというアルマニャック地方西部の最高の土壌で栽培した原料を使用。最高級品にこだわり、世界の品評会でも数々の受賞暦のあるメーカーです。
1900年物などのヴィンテージは20万円近くで売られていることもあるようです。
ダローズ
1974年設立の比較的新しいブランドです。品質へのこだわりが強く、熟成樽は全て自社管理をしているそうです。ブランド設立前に自家熟成されていたヴィンテージものは15万円程度するようです。
サマランス
ワインの醸造をする家系であったサマランス社ですが、1882年にブランデーの製造を始めます。1972年からはコニャックとアルマニャックの製法を合わせた独自製法により、独特のアルマニャックを作り出しています。
日本での流通価格は1万円前後であまりプレミアは付いていないようです。
カルヴァドス
デュポン
6000本とも言われるりんごの樹を所有し、家族経営をするブランド。自家生産から1980年には正式にブランドを立ち上げ、今や世界中の高級レストランが採用する高級カルヴァドスブランドと言えます。40年物は3万円程度で流通しているようです。
ルモルトン
フランスのノルマンディ地方で収穫された48種類のりんごを使用。洋ナシもブレンドしたジュースを発酵させ、芳醇なカルヴァドスに仕上げています。
パリの高級レストランでも採用されています。ヴィンテージ物は4万円前後のようです。
ブラー
カルヴァドスはフランスのAOC法(原産地呼称規制法)により、厳密な基準が設けられています。ブラー社は、そのなかでもより限定された「カルヴァドス・ペイ・ドージュAC」という限られた地域のみで栽培された原料だけを使用して、高い評価を受けています。
日本での値段は2千5百円前後と安定しています。
まとめ
今回ご紹介したのはほんの一部で、ブランデーの高級銘柄はまだたくさんあります。
ご説明したようにブランデーの価値は熟成年数が大きく関わってきますので良いブランデーを選ぶときはブランドと熟成年数をしっかり確認してください。
皆さんの家に眠っているブランデーも高級銘柄かもしれませんよ。
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