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ブランデーの最高峰「アルマニャック」の基礎知識!
バーで大人がカッコよく飲んでいる、というイメージを持っている方も多い「ブランデー」。日本では、そのようなイメージがありますが、ヨーロッパでは性別・年代問わず、様々な人が愛飲しています。ブランデーの中でも特に上質な「アルマニャック」。ブランデーを語る上では、絶対に知っておいて損はないので、今回は「アルマニャック」をご紹介していきます。
アルマニャックって何?
コニャックと並ぶブランデーの最高峰「アルマニャック」。コニャックは知っていても、アルマニャックはあまり知らないという人は意外と多いです。それでは、アルマニャックについてわかりやすく説明していきます!
アルマニャックの生産地
アルマニャックとは、フランス南西部にあるアルマニャック地方でつくられるブランデーのことを言います。また、アルマニャック地方の中でも、土の質によって大きく三つの産地に分けられています。
【バ・アルマニャック】
西部に位置し、酸性の強い粘土砂質の土壌でつくられています。フルーティーな味が特徴です。アルマニャックの中でも、バ・アルマニャック産のブランデーが最も高級と言われています。
【アルマニャック・テナレーズ】
中央部に位置し、粘土石灰質の土壌でつくられています。
【オー・アルマニャック】
東部と南部に位置し、石灰質の土壌でつくられています。
アルマニャックの原料と製法
アルマニャックの原料は白ぶどうです。原料となるぶどうは様々な種類がありますが、主にフランス内の栽培面積第1位の品種ユニ・ブランやフォル・ブランシュ、コロンバールなどが使われています。
とくにアルマニャックの製法で特徴的なのが、蒸留方法です。アルマニャック型と呼ばれている連続式蒸留器で1回蒸留し、樽で熟成させて後、ブレンドします。どのアルマニャックもアルコール度数が40度以上となるようにつくられています。
アルマニャックのオススメ飲み方
上質なアルマニャックを楽しむためには、飲み方が非常に重要です。ブランデーは、アルコール度数の高いお酒ですので、初心者の人には少し飲みづらいかもしれません。ですが、飲み方を工夫していき、徐々に慣れていくことでアルマニャックの本来の香りや味わいを楽しむことができます。まずは、自分の好きな飲み方で、アルマニャックを楽しみましょう!
基本はストレート!
アルマニャックの味わい、香りなどを十分に感じるためには、ストレートが絶対にオススメです!ぶどうのフルーティーな香り、樽での熟成によるウッディーな香りを存分に感じることができます。また、ストレートで飲むには温度も重要です。冷やさず、温めもせず、そのままの温度で飲むのが一番良いと言われています。
ブランデーを飲むときに、グラスを回し過ぎている人をよく見かけます。これでは、香りが逃げてしまいます。アルマニャックの香りを十分に感じることができなくなってしまうので注意しましょう。また、ブランデーは、あくまで香りを楽しむお酒です。アルマニャックも同様。グビグビ飲んだりせず、香りを楽しみながら、舐める程度にゆっくりと飲んでいきましょう。
定番のオンザロック
「ストレートだと刺激が強過ぎる」という人や、「冷たいお酒が好き!」という人にオススメしたいのが、氷を入れた「オンザロック」!
ブランデーはアルコール度数の高いお酒なので、ストレートだと、アルコール特有の辛さで口がいっぱいになってしまいがちです。ストレートほど香りは感じられなくなってしまいますが、オンザロックでも味や香りを十分に楽しむことができます。
自分でつくる際には、大きめの氷を一個入れて適量のブランデーを注ぎましょう。氷の形を整えてみるのも楽しいですね。
マドラーなどでかき混ぜ過ぎたり、ストレートと同様にグラスを回し過ぎてしまうと、せっかくの香りが逃げてしまいますので注意が必要です。また、オンザロックも、ストレートと同じように、ゆっくりと飲んでいきましょう。
アルコールが苦手な人は水割りで!
ロックでも、アルコールの刺激が強いと感じる人は、「水割り」で飲んでみましょう!
水割りも、蒸留酒では定番の飲み方ですね。氷を入れずに、ブランデー1:水1の割合で飲みましょう。ブランデーを薄め過ぎてしまうと、アルマニャックを飲む意味がなくなってしまいますが、自分の好みに合わせて、割合をブランデー1:水1.5というように調整しても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?アルマニャックの基礎知識から飲み方まで、深く理解していただけたかと思います。ブランデー初心者にもオススメできる「アルマニャック」。上質で、とても美味しいお酒です!銘柄ごとの原料であるぶどうの違いや、特徴を調べてみるのも楽しいですよ!知れば知るほど、アルマニャックが飲みたくなってきませんか?若い人も、女性の方も、ぜひ飲んでみてください!!
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