フォアローゼズウイスキーはバーボン入門用として最適？高価買取

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フォアローゼズ　ウイスキーはバーボン入門用として最適？

バーボンウイスキーと言えば、ジムビームやワイルドターキー、ジャックダニエルなどをバーボン党の人はきっと思い浮かべることでしょう。フォアローゼズもバーボンウイスキーの代表的な銘柄ですが、日本の飲料メーカーであるキリンホールディングズが販売元になっていることを知っている人は案外少ないのかもしれません。そこで、フォアローゼズ　ウイスキーについて解説します。

フォアローゼズ　ウイスキーはどんなお酒？

フォアローゼズ-ブラックラベル-現行　1000円

フォアローゼズ（Four Roses）は、フランスのペルノ・リカールという酒造メーカー傘下で1888年にアメリカで創業されたバーボンの酒造メーカーで、現在は、日本のキリンホールディングズの傘下に入っています。フォアローゼズという社名は創業者名に由来していると言われていますが、それも諸説あるうちの一つで、はっきりしたことは分かっていません。

蒸留所は、米ケンタッキー州のローレンスバーグに立地され、現在でもその蒸留所で蒸留されています。フォアローゼズ社は、「薬用バーボン」の製造を目的にしているということで禁酒法時代（1920年～1933年）でもバーボンの蒸留製造を許可されていたフランクフォート蒸留製造社を吸収合併することで、バーボンの製造を続けることができました。

1943年にカナダのシーグラム社がフランクフォート蒸留製造社を再取得合併し、フォアローゼズ銘柄でバーボンの製造を開始しましたが、販路をアメリカ国内からアジア、欧州に変えたため、20世紀後半にはフォアローゼズは世界で最も売れているバーボンの銘柄の一つになったと言われています。

そして、紆余曲折の末、2002年にフォアローゼズは日本のキリンホールディングズの傘下に入ることになり、今に至っています。現在では、フォアローゼズはバーボンウイスキーの代表的な銘柄の一つに位置付けられています。

フォアローゼズがほかのバーボンと違う点は、その貯蔵方法にあると言われています。ほかのバーボンは、8階建ての貯蔵庫に寝かせ、各階ごとの温度差を利用して熟成させるという方法と取ります。これに対して、フォアローゼズでは、1階建ての貯蔵庫のみで熟成させます。そのため、熟成させるのに最低でも5年を要するとされています。

フォアローゼズの香りですが、アルコールとエステルの香りがまず匂い立ち、ついで樽由来と思われるウッディな香りがやってきます。そして、後から青リンゴや梨のようなさわやかな香りがついてきます。また、味については、若干の酸味をともなったさっぱりした味わいで、全体的に上品な雰囲気を醸し出しています。

バーボンとは？

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ウイスキーはその主原料によって、呼び方が異なりさまざまな種類が存在します。有名なのはスコッチウイスキーとバーボンウイスキーですが、スコッチの主原料がビールと同じく大麦麦芽であるのに対し、バーボンはトウモロコシを主原料にしています。

主原料が違うので、当然、風味や味も違っていてスコッチでは燻製が香るような風味で甘みが強い味を示すのに対し、バーボンはバニラやビスケットのような甘い香りがする一方で、その味はスパイシーだと言われています。もちろん、同じバーボンでも主原料のトウモロコシの品種や品質、蒸留所の立地環境などによって味の個性は変わってくるので、一概には言えませんが概ねこのような傾向があるということになります。