ウイスキーのフェイマス・グラウスとは？雷鳥のラベルの由来は？高価買取

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ウイスキーのフェイマス・グラウスとは？雷鳥のラベルの由来は？

スコットランドを象徴する国鳥の雷鳥がラベルに描かれたウイスキーフェイマス・グラウスはスコットランドで30年以上も愛し続けられている40種類以上ものモルトウイスキーとグレーンウイスキーが融合した風味豊かなウイスキーです。

日本ではあまり有名ではないのかもしれませんが、ウイスキー通にはもちろん知られている高級なウイスキーです。今回は、ウイスキーフェイマス・グラウスの魅力や製法、歴史などをご紹介します。

ウイスキーのザ・フェイマス・グラウスとは？

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ウイスキーのザ・フェイマス・グラウスとは、スコットランドで30年間ほど、ずっと一位の座を誇っている大人気のウイスキーです。ラベルに描かれている雷鳥は、スコットランドを象徴する国鳥でもあり、とても印象的です。1897年にザ・フェイマス・グラウスを販売開始し、スコットランド内で瞬く間に人気のウイスキーとなり、国内では「雷鳥のウイスキー」と呼ばれるようになりました。

ウイスキーのザ・フェイマス・グラウスの味

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ザ･フェイマス・グラウスの味は、原料のモルトウイスキーにザ・マッカランやハイランドパークなどが入っていることで豊かな風味があり、そこにグレーンウイスキーがブレンドされることでまろやかな甘みもある絶妙なバランスを醸し出しているウイスキーです。ロックで飲むと、奥深い味までしっかり味わえます。原酒のマッカランなどが含まれるシェリー原酒のラムレーズンのような香りと、奥からはナッツのような香ばしいフレーバーと甘みが漂います。

さらに、リンゴ系の酸味まで味わえるというかなり奥深くまで味わえるウイスキーです。比較的、重くない甘みなので爽やかな風味ですが、香りと味わいが奥深いのが特徴的です。香りや風味は深いものの、クセのない爽やかなテイストなので、ウイスキー初心者にも好まれる万人受けする味なのが、最大の魅力です。

ザ･フェイマス・グラウスの歴史と製法

ザ･フェイマス・グラウスを製造するのは、創業がなんと1800年以上のマシュー･グローグ･アンド･サン社です。マシュー･グローグ･アンド･サン社の創業者はマシュー･グローグ氏で、西オーストラリアのパースにあるワインや食料雑貨を取り扱う店の娘と結婚して、事業を継ぐことになりました。

ある日、ヴィクトリア女王がパースの街に訪れたときに、パーティーのワインを用意したのがマシュー･グローグ氏のお店でした。その後、マシュー･グローグ氏の息子が店を継ぐようになってからはブレンドのウイスキーも手がけるようになり、さらに次の代の息子は、フランスのボルドーにあるネゴシアンのもとで修行を重ねました。

フランスの修行から1896年に帰国した三代目の息子は、新しいウイスキー製造を手がけたことから、1897年にはザ･グラウス･ブランドが誕生しました。ラベルに描かれている雷鳥の絵は、三代目の息子マシュー氏の娘がデザインしたものです。ザ･グラウス･ブランドは瞬く間に人気のウイスキーとなり、「あの有名な雷鳥のウイスキー」と呼ばれるようになりました。そこから現在の銘柄名であるザ･フェイマス・グラウスに変更したのです。

その後、ザ･フェイマス・グラウスは1930年代にアメリカに進出し、そこから世界でも知られるようになりました。ザ･フェイマス・グラウスの製造には、40種類以上ものモルトウイスキーがブレンドされています。そこに、さらにグレーンウイスキーがブレンドされるため、個性豊かなモルトベースに甘みあるグレーンが加わることで、まろやかさが生まれています。

樽での熟成期間は1年間です。原酒に使われるモルトは全て、法律で定められている熟成期間の2倍以上のものしか使わず、また、ザ･フェイマス・グラウスの熟成にはスペインのシェリー酒業者に10年間無償貸与した樽を使用しているため、個性ある奥の深い味わいとなっています。この製法は、今でも変わらず続けられており、もう100年以上も続けられています。

日本では、そこまで馴染みがないウイスキーですが、大手メーカーからは販売されている有名なウイスキーです。例えば、イギリスでは売り上げ2位を誇るウイスキーでもありますから、風味も確かで存分に楽しめるスコッチウイスキーと言えるでしょう。

まとめ

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スコッチウイスキーを代表するブレンデッドウィスキーといえば、やっぱりザ･フェイマス・グラウスです。マッカランやハイランドパークなどの40種類以上ものモルトウイスキーが贅沢に使われていることやグレーンウイスキーがそこに融合していることも、美味しさを決定づける絶対的な要因となっています。
また、今も変わらない雷鳥のラベルからは、スコットランドが国鳥の雷鳥を愛するようにザ･フェイマス・グラウスを愛し続けていることがよくわかります。