お酒の種類によって変わるアルコール度数、その理由をご紹介! | お酒の高価買取 お酒買取.com

お酒の買取ならいつでもお気軽にご相談ください!

tel 0120-149-977

メールでのお問い合わせ

MENU

各種酒買取紹介
サイトメニュー

× CLOSE

お酒買取ジャンル

記事一覧はこちら

お酒を売るなら「お酒買取.com」

売ってよかった高価買取!大吉

お酒の種類によって変わるアルコール度数、その理由をご紹介!

皆さんはお酒を飲むときに「アルコール度数」を気にしたことがありますか?自分の飲んでいるお酒がどれくらいのアルコール度数なのか気になる方は多いと思います。アルコール度数はそのお酒に含まれる「エチルアルコール」の割合を示したもので、数字が大きくなるほどアルコール分が多く含まれる、つまり強いお酒ということになります。

日本で売られているお酒は、ごく一部を除いて法律によって必ずアルコール分の表示義務があります。その表示の中で皆さんが一番見るのがアルコール度数だと思います。
「酔わないようにアルコール度数が低いお酒にしよう」などと参考にすることもありますよね。
では、お酒のアルコール度数はどのように決まっているのでしょうか。それは、お酒の種類ごとの製造方法にありました。今回はお酒の種類とアルコール度数のお話です。

お酒の種類とアルコール度数

8607992c32defd017405bb4b2455e902_s

ご存知のようにお酒の種類によってアルコール度数は違ってきます。飲む方の体質、体調によりますので、一概には言えませんが、アルコール度数が高ければ酔いやすいですし、低ければ酔いにくいと言えます。代表的なお酒のアルコール度数を以下に紹介します。メーカーによって「アルコール分○度」「アルコール分○%」と違いがありますが、表記が違うだけで「度」と「%」は同じです。

・ビール 4%から9%
・白ワイン 7%から15%
・赤ワイン 10%から15%
・日本酒 12%から16%
・焼酎 15%から25%
・ウイスキー 40%から60%

ご覧の通りビールが一番低く、ウイスキーが一番高くなっています。では、アルコール度数の高い、低いはどのようにして決まるのでしょうか。

醸造酒と蒸留酒

c8c17741b00580832b46136905db2870_s

アルコール度数を決めるのはお酒の製造方法です。一般的に醸造酒はアルコール分が低く、蒸留酒はアルコール分が高くなります。ビールやワイン、日本酒などは醸造酒で、ウイスキー、焼酎、ブランデーなどは蒸留酒になります。

醸造酒の製造方法

醸造酒は原料を酵母によってアルコール発酵させたものです。原料が果物などの場合は原料に糖分が含まれていますので、酵母を加えれば発酵が進んでいきます。これを単発酵酒と言い、ワインが代表的なものです。原料が穀物の場合は穀物のでんぷんを糖に変える必要があります。これを複発酵酒と言い、ビールはでんぷんを糖化させるために麦を発芽させ麦芽に変えてアルコール発酵をおこないます。日本酒もこちらの方法がとられます。

醸造酒が比較的アルコール度数が低いのは、原料の糖分がほとんどアルコールに変わってしまえば発酵が止まるということと、酵母が作り出したアルコールにより発酵が阻害されてしまうことが原因です。醸造酒のアルコール度数の限界は22%前後だといわれていますが、20%まで発酵を進めることはまず、ありません。糖分がほとんどアルコールに変わってしまうと醸造酒特有の甘みやうまみ成分がなくなってしまうからです。例えば、一般的に甘口白ワインのアルコール度数は低くなっています。これは甘みを残すために発酵具合を抑え、糖分がアルコールに変わらなかった結果です。

蒸留酒の製造方法

蒸留酒の原料は分かりやすく言えば醸造酒です。ブランデーはワインから、ウイスキーはビールと同じ製法の醸造酒から造られます。蒸留とは醸造酒のアルコール分を取り出すことで、水とアルコールの沸点が違うことを利用しています。水の沸点は約100度、アルコールの沸点は約78度なので、熱を加えたときにはアルコールのほうが早く気化します。気化したアルコールを集めて冷却すればアルコール度数の高い液体にすることができます。

蒸留はアルコール度数の高いお酒を造ることができる一方、アルコール以外の成分を除去してしまうので、原料の風味なども薄くなってしまいます。風味をなるべく残したい高級ブランデーや高級ウイスキーは単式蒸留器が使用されることが多いようです。

蒸留には「単式蒸留器」「連続式蒸留器」による方式があり、単式蒸留器はアルコールの精製度は低いですが、醸造酒の風味を残すことができます。連続式蒸留器はアルコール精製度が高いのですが、その分風味はあまり残らないことになります。風味が残るとは言っても醸造酒に比べれば非常に薄いものです。そこで、「熟成」工程で原酒を化学変化させて風味を加えていきます。

まとめ

2b803f2d505e772e6c22dee540e40bdd_s

歴史的に見れば、流通や技術が発達していなかった時代、醸造酒は品質も一定ではなく保存も難しいものでした。しかし、蒸留をすれば品質も安定し、アルコール度数が高いことから長期保存にも向くお酒ができることを発見したのです。現在では割りものを加えて、飲み方の違いを楽しんだり、醸造酒とは違う風味を楽しむものになっています。

醸造酒は多くの甘みやうまみなどの成分が入っているので、食事と楽しむ「味わい」を、蒸留酒はアルコール度数の高い重厚さと熟成された「風味」を楽しむことができます。皆さんもぜひ、醸造酒と蒸留酒の違いを味わってみてください。

郵送買取!! 査定・送料は無料です

スマホで簡単にお酒の査定ができます!

初めて買取を行われる方はこちらもご覧ください

スマホで簡単にお酒の査定ができます!

査定後の買取申込書はこちら